ある保護者の方がこんなことを言っていました。
「子どもは学校に人質にとられているようなものですから。」
「何をしても内申点に響くので、何もしないのが一番いい。」
「目立つことをしないように、無難に学校生活を送るのがいいよね。」
親がこんな思いをもっていたら、子どもが生き生きと過ごせるはずがありません。
教員も点数をつけることが目的になっていては、主体的な子どもを育てることなんか不可能です。
すべての面に置いて点数化される仕組みの中にいる子どもたち。
彼らが「自分でやりたい」「これをやってみたい」と思ったことを実現できるようにする場が「学校」というところであるべきです。
子どもの自由を奪い、内申点で序列化している学校に、あなたの子どもを行かせたいと思いますか?
教員も管理が強化され自由に身動きがとれない。
子どもは絶えず内申点に怯え、自由な言動が許されない。
親も将来の不安を煽られて、子どもにさまざまなことを強制する。
ここには、主体は存在しません。
自分のことを決める決定権は、すべての人が持っている権利です。
誰もが、自分の責任において好きなことをやりたいようにやったらいいんですよ。
他人の目なんか関係ない、自由に生きたらいいんですよ。
自由って、本当にいいです。
今、このように強制教育を押し付けられた大人が作っているのが日本の社会です。
私たちは、身近なところから「これって、おかしいよね。」と感じたことを自分の行動を通して変えていかなければならないのです。
子どもは学校に人質にとられているようなものですから
投稿日:2017年5月17日 更新日:
執筆者:azbooks