教育

子どもは学校に人質にとられているようなものですから

投稿日:2017年5月17日 更新日:


ある保護者の方がこんなことを言っていました。
「子どもは学校に人質にとられているようなものですから。」
「何をしても内申点に響くので、何もしないのが一番いい。」
「目立つことをしないように、無難に学校生活を送るのがいいよね。」
親がこんな思いをもっていたら、子どもが生き生きと過ごせるはずがありません。
教員も点数をつけることが目的になっていては、主体的な子どもを育てることなんか不可能です。
すべての面に置いて点数化される仕組みの中にいる子どもたち。
彼らが「自分でやりたい」「これをやってみたい」と思ったことを実現できるようにする場が「学校」というところであるべきです。
子どもの自由を奪い、内申点で序列化している学校に、あなたの子どもを行かせたいと思いますか?
教員も管理が強化され自由に身動きがとれない。
子どもは絶えず内申点に怯え、自由な言動が許されない。
親も将来の不安を煽られて、子どもにさまざまなことを強制する。
ここには、主体は存在しません。
自分のことを決める決定権は、すべての人が持っている権利です。
誰もが、自分の責任において好きなことをやりたいようにやったらいいんですよ。
他人の目なんか関係ない、自由に生きたらいいんですよ。
自由って、本当にいいです。
今、このように強制教育を押し付けられた大人が作っているのが日本の社会です。
私たちは、身近なところから「これって、おかしいよね。」と感じたことを自分の行動を通して変えていかなければならないのです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

中学校までは特別支援学級があるのに高校には設置されていません

保護者の中には中学校卒業後の進路を心配されている方が多いです。 中学校までは特別支援学級があるのに、高校は特別支援学級が設置されていませんが、発達障害などの障害があっても、もちろん高校進学はできます。 …

プログラミング教育とはPCを使いこなすのではなく、物事を動かす仕組みを考えること

プログラミング教育というと、PCを使ってすることだと思っている人がおおいですが、大事なのは「最適な手順」を作り、「自分の意図した通り」物事を動かす仕組みを考えることです。 コンピュータも大事ですが、コ …

前川喜平さんの講演会「 子どもたちの未来のために今私たちにできること」

街のみんなの学校プロジェクトが「自由人」前川喜平さんの講演会の動画をアップされました。 「自由に学べ、自由のために学べ」 「自分で未来を切り開く力」 そのためには何が必要で何が必要ないのか? 何を捨て …

親も学校も子どものありもままの姿を認める、信じて、見守り、待つこと

いよいよ2学期がはじまりますね。 私もこの時期が1年の中でもっとも嫌な季節でした。 1学期に学校に行っていなかった子へは夏休み中も学校から何らかのアクションがあったかもしれませんし、始業式を前にして校 …

「不登校」の子どもにとっては「学校みたいな場じゃない」ことが大切

不登校の児童生徒は「心の不安感」だけでなく「制度上の不利益」を被っているにも書きましたが、「出席扱い」になるかどうかも重要だとは思います。 でも、子どもにとってはそれが最優先なのかなあ? 「子どもにと …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料