「ここでは障害者は特別扱いされません。給与形態も同じですし、自分のことは自分でやるのが基本。助けを求められないかぎり、障害者だからといって手を貸すことはまず、ないですね」
「この世に『障害者』という人種はいない。また、同じ人は一人もいない。人にはそれぞれ他にはない個有のすばらしい『持ち味』がある。その違いを互いに認め合う中に、一人の人間としての自立が生まれる。
そう説明するのはホンダ太陽の総務課課長でジョブ・コンダクターの直野敬史さん。「おそらく“健常者”“障害者”という意識すらないでしょう」と付け加えた。
まったく同感です。
「100%の障害者はいない。100%の健常者もいない。人間は皆、身体(または精神)のどこかに障害部分を持っており、なおかつ健常なる部分をも併せ持っている」
障害者だからどうのこうのではなく、その人がどうのなんです。
「この世に障害者という人種はいない」 ホンダ子会社の理念