昨年度までは「特別な支援を必要とする子どもたちの明日を語る会」が東中西部の3地区で年1回開催されていました。
それが、今年度からは「希望者との意見交換会」に変わりました。
要するに、希望者のみとの意見交換会となり、一般には公開されません。関係者以外は参加できません。(と私は解釈しています)つまり、県民からの希望がなければ会は開催されないということになります。
これまでも会の在り方につて意見を言ってきたのですが、「語る会」は様々な立場の人たちが一堂に介して話し合うことに意義がありました。しかし、会の日程設定が悪いために参加者が限られる、特に学校現場からの参加がしにくいのと時間が短くて十分な話し合いができなかったことも問題の一つでした。
「語る会」」は、現在の課題についていろいろな立場の人たちが知恵を出し合ってよりよい方向へつなげていくことに意義があったはずです。しかし、実際には保護者が教育委員会などへ思いを伝えるだけで終わっていた感じがしています。
前年度までの意見が反映されるまでに、その回答を1年以上も待たなければならなかったこと、同じ課題が何年経ってもほとんど改善されていないことも問題でした。
それらは「意見交換概要」にも一部載っています。
今年度から「じっくりと情報交換ができるように会の在り方を見直した」とありますが、はたしてどこまで対応できるのか疑問があります。これまでの意見を踏まえてどのような形に変わっていくのか期待したいです。そして、関係者が集まって会を開くことも必要ですが、広く一般県民に対して知らせていくことが重要だと思います。
・意見が出てもそれがどこまで届いているのか?
・改善されないのにはどこに問題があるのか?
・これまでの意見はどこまで対応されているのか?
など、残された課題はたくさんあります。
「意見交換会」という形に変わりましたが、いつ、どこで、どのような集まりが開かれるのかも広く一般に案内して欲しいと思います。そこにはいろいろな立場の人たちが参加することが重要です。
ちなみに、私が参加している保護者の会でも「意見交換会」の申し込みをする予定にしていますので、日程と参加者が決まり次第お伝えします。
・特別な支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等に関する意見交換会
・特別な支援を必要とする子どもたちの明日を語る会
鳥取県特別な支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等に関する意見交換会
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執筆者:azbooks