教育

教員が「低賃金」「非正規」で買い叩かれるのは教育行政の怠慢が原因

投稿日:

熱心な教員ほど、自分の命を削って子どもたちのために懸命に頑張っています。
これまでも長い間「講師待ち」の教員志望者は「無職無収入状態」で、いつ電話が鳴るかわからないため自宅待機していました。私にも経験があります。
いつ呼び出しがあるか分からないので、外に出ることができません。
さらに、講師の口があったとしてもいつ首を切られるか分からない雇われ方です。
だから、今のようにあちこちで講師不足が発生しています。さらに条件は「低賃金」「非正規」。
県教委はこれが当たり前のように使えるという胡坐をかいていた状態です。
今更あわてて講師探しをしていますが、これは、これまでの教育行政の怠慢に他なりません。
知事や教育長は「望ましい」という答弁を繰り返すばかりで、全く現実身がなく他人事で片付けている。
講師がいない。だから誰でもいいわけではないです。
その講師も問題ありですが、雇った教委に責任があります。
本気じゃないんですよ。
さらに「少子化」を理由に学校の統廃合を一方的に進め、教員の数を減らそうとしています。
学校でやらされることは増え続け、教員の数は減らされる。
熱心な先生はほんとうによく頑張っています。
このままでは熱意のある教員は学校からいなくなってしまいます。
これも教育制度の欠陥のひとつです。
これで壊れた教員は使い捨てされる。
こんな環境の中で壊れない人間なんかいませんよ!
「低賃金」「非正規」で買い叩かれる教員達

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

人間の価値や幸せを決めるのは学歴ではない!

「いい大学を卒業すると将来、幸せになれる」って本当にそう思っている子がこんなにいるのでしょうか? 答えは、「幸せを決めるのは学歴ではない!」です。 「将来、一流の会社に入り、一流の仕事につけば、人生の …

8月29日(水)NHK『いろドリ』で不登校体験者と保護者のインタビューを放送

NHKの夕方のニュースの中で、8月19日に琴浦町で行った「不登校は不幸じゃない」の様子、不登校体験者と保護者のインタビューが放送されました。 放送では「無理して学校に行かなくてもいい」というメッセージ …

小二の男の子が書いた本「おこるとどれだけそんするか。?」

親も教員もおこり過ぎています。 よくあるのが、いかりに任せて最後に「わかったわね。ごめんなさいでしょ!」と一方的に誘導して「ごめんなさい。」と言わせて納得している大人がいます。 悪いことをしたら、そん …

特別支援教育コーディネーターが機能している学校とそうじゃない学校の差がある

学校では、校内や関係機関との連携を行う特別支援教育コーディネーターが配置され、養護教諭やスクールカウンセラー、管理職、大学教員などの専門家と組織的なネットワークを作っています。 しかし実質機能している …

ICTを授業に積極的に導入する教員とそうでない教員の特徴

これ、ICTに限ったことではありません。 日々の授業をより良いものにしようと自己開発、自己研さんをしている教員はいろいろなことを取り入れようとしています。 しかも、自費で研究会に行き、自費で教材を買っ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク