教育

LD(学習障害)のある子も「できる子」として接すること

投稿日:

すべての子どもが「勉強したい!」「できるようになりたい!」と思っています。向学心、向上心のない子どもは一人もいません。
しかし、一斉一律学習によって勉強が嫌いになる子どもがたくさんいます。
学校の教室では、分かっている子は退屈で、分からない子は「分かったふり」をしています。
だから、「学校の勉強は面白くない」のです。
その子に合った学習方法なら、すべての子どもが楽しく勉強ができる子になります。
ただ子どもに「がんばりましょう!」というだけではできるようにはなりません。その子に合った学習方法が必要なのです。
テストの点数や通知票の評価に一喜一憂する必要はありませんが、テストの受け方によって点数は変わります。学力はあってもアウトプットの仕方が制限させられたら、表現できないので、その子は分かっているのに「できない」と評価されてしまいます。
これは、子どもに問題があるのではなく、受け手側、受け方の問題なのです。
何年も全国一斉学力調査の分析が行われてはいますが、個々に応じた具体的な学習方法を提案している教育委員会の学習計画は見たことがありません。
・テストの点や成績が悪くても、「勉強ができない子」なんかじゃない
・「その子に合った学び方」ならできる!
・それでもみんなと同じ学校で、同じように勉強したほうがいいという、前向きで合理的な理由を、なかなか見つけられない
・世界に目を向けてみれば、強い個性も「社会的資源」と捉え、大事にされる受け皿があります。
・今スグ誰もができるLD対応は「できる子」として接すること
どうか、LD(学習障害)のある子には「できる子」として接してあげて下さい。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校は多忙だというのは子どもや保護者への「言い訳」です

教員の多忙化を改善することは可能 学校は多忙だというのは分かります。 私も現場におりましたので先生方の大変さは分かっています。 しかし、「忙しいから」というのは子どもにとって関係ないことです。保護者に …

義務教育といっても学校には必ず行くべきものではない、その義務は子どもに課されるのではない

ここで「義務教育」について改めて考えてみたいと思います。 「子どもは学校に行く義務がある」のではなく、「すべての子どもが普通教育を受ける権利があり、保護者には普通教育を受けさせる義務」がある。 さらに …

発達障害について教員の理解が進んでいないことも大きな問題

全く同感です。 一般世間ではほとんど発達障害についての理解はされていないのが現状ですが、教育現場で知られていない、教員の理解が進んでいないことも大きな問題です。 教師の勉強不足や子どもの理解不足によっ …

“それせか”篠塚さん「学校という場所は『死刑台』だった」

“それせか”篠塚さんからのメッセージ 「学校という場所は『死刑台』だった」 「自分の意見を押しつけるようなことはしないでほしい」 「オレはここにいるよ、誰か気づいて」 「小中学生時代の自分に、『いつか …

2020年度開始の新学習指導要領で小学生の負担が最も心配

2020年度から始まる新学習指導要領で最も心配されることは、小学生の負担が増えることです。 ・道徳の教科化 ・5、6年生の英語が必修化。 ・新たに3、4年生に「外国語活動」 ・プログラミング学習の必修 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料