教育

埼玉県戸田市で「教育行政のプロ」を別枠採用、全国初の試み

投稿日:

埼玉県戸田市では「教育行政のプロ」を別枠採用します。全国初の試みです。

戸田市では、一般行政職とは一線を画した教育行政職の採用区分を新設し、教育行政職採用希望者の面接には私も関与し、来年4月に教育行政職区分で若干名採用することに決定しました。なお、教育行政職区分での採用が不可であった場合でも、本人の希望に応じて一般行政職として採用されることもあります。
育成については、教育行政部局への配属によるキャリア形成を基本としつつ、市長部局(こども青少年部、福祉部など)への配属も含め、教育行政職のプロフェッショナルに求められる資質・能力を育成していきます。

これまで「教育行政のプロ」がいなかったことが大問題でした。
教育委員会のやっていることは、「プロの仕事」ではなく「事務作業」です。
だから、何の実行力も伴いません。
だから、教育委員会に相談しても何も解決できないのは当たり前です。
縦割り行政によって各部や各課の連携や調整がまったくできていない。窓口が一本化されていないために、相談者はたらい回し。
いじめなどの問題が発生しても責任者が存在していないために、誰も責任を取らない。被害者は泣き寝入り。
住民は「仕方ない」「訴えても伝わらない」と、諦めている。
こんな仕組みでは良くなるはずがない。
「対応をやったことにする」ために報告書を作成して完了。
これまでやっていなかった、やろうとすらしていなかったこの取り組みは戸田市だけでなく、全国でやるべきです。
戸田市に応募しようかなあ?
2017年度(平成29年度)戸田市職員採用試験案内

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

自由に遊べない 「個性と同調圧力」の間で揺れる日本の子どもたち

学校の中では出る杭は打たれろということわざの通り、みんなが同じになるように教育されてきたのに、 働くタイミングで急に、他の人にはない強みや個性という部分にばかり目を向けられ、自分で考えて仕事を生み出せ …

「普通教育確保法」の理解を広げる2種類のリーフレットができました

「普通教育確保法」の理解を広げる2種類のリーフレットができました 全国ネットワークが、「普通教育確保法」や近年の不登校政策の変化をうけて、その理解を広げる2種類のリーフレットを作成しました。 「普通教 …

鳥取県教員採用試験で英語の能力だけに加点するというのはいかがなものか?

今日の日本海新聞に出ていましたが、やってくれますねえ、鳥取県教委。 来年度の教員採用試験において英語資格者に対する加点制度を拡大することを決めました。 2017年度は英検などの資格をもっている受験者に …

おすすめの夏休み自由研究と読書感想文を簡単に書くテンプレート

自由研究にしても読書感想文にしても、そもそも学校の評価を気にしてやることではありません。 興味・関心があって自分がやってみたいからやることであり、自己達成感がなければやる価値はありません。 だから、そ …

9月1日の「不登校特集番組」には毎回違和感・不快感しか感じない

9月1日を迎えると「不登校特集番組」が組まれるけど毎回違和感不快感を感じる。 情報提供や情報共有は必要だと思うけど、そこには大切な視点が抜けている。 それは・・・ 学校に行くのも行かないのも自由だとい …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料