今、鳥取県が「いじめの防止等のための基本的な方針」について意見を募集しています。
これまでも、県や市町村でも行政の取り組みについて様々なテーマでパブリックコメントの募集が行われてきました。
しかし、その多くは公開すらされていません。
今回の意見についても応募しようと考えていますが、どこまで聴いてもらえるのか?
まず、そこに不信感があります。
さらに、このような意見を募集していることを、何人の県民が知っているのか?
鳥取県いじめの防止等のための基本的な方針(改定案)には、「こうありたい」という理念ばかりで具体的な内容がありません。
いつ、どこで、誰が、どのように関わっていくのか、具体的な記述が必要です。
さらに、会議が公開された場合に一般の参加者は意見が言えないことが大きな問題です。
これまでもいじめフォーラムなども開催されていますが、教育委員会の担当者や現場の教員の意見は出てきません。
参加者の発言も制限されています。
私には、「対策は考えている」「会は開いている」というアピールだとしか思えません。
これまでの取り組みでの成果はあるのか?
県としてのいじめの実態の把握状況、相談件数や解決に至った事例、件数など、数値を示しての検証が必要です。
これまでの取り組みの何が課題なのか?
それを解決するために障害になっていることは何か?
など、やるべきことはたくさんあります。
しかし、それを放置してきたのは誰なのか?
誰も責任を取らないシステムの中で誰が本気で取り組むのか?
今、学校では子どもたちも親も苦しんでいます。
学級担任も何をどうしていいのか、誰に相談したらいいのか困っています。
早急に実行力の伴う具体的な行動をとっていく必要があります。
鳥取県の本気度と実行力を問いたいです。
鳥取県いじめの防止等のための基本的な方針(改定案)についてご意見をお寄せください!
鳥取県いじめの防止等のための基本的な方針(改定案)について意見募集
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執筆者:azbooks