教育

能力評価の社会で生きることを選んだディスレクシアの少年を描く『ファンタジウム』

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長見良というディスレクシアの少年を知っていますか?
ディスレクシア(読字障害・読み書き障害)の良は文字を読んだり、書いたりすることができません。
これは、先天性のもので中枢神経に何らかの機能障害があると考えられています。
周りの理解がない場合は、「勉強ができない」「勉強をしようとしない」「怠けている」と認知されてしまうことも多いです。
先生や本人、家族も気づいていない場合、本人は頑張っているのに「注意不足」「頑張りが足りない」などと叱られる子どももいます。
周りの人から叱られることで自信を失って、うつ病や不適合、不登校といった二次障害となってしまう場合もあります。
「障害」は本人個人が持っているのではなく、私たちの社会の側にこそ障害があるという認識が必要です。
周囲の無理解や不適切な対応こそが障害なのです。
見える障害、見えない障害のどちらも「社会的障壁」をなくすことによって「障害」ではなくなるのです。
できないことに目を向けてそれを克服させようとするのことより、本人の得意なことやできることを伸ばしていくことが大切です。
できたことを評価することによって自信を持つことができます。
良はある人との出会いで、自らの人生を変えていきます。
読み書きは、目や手の動きという行為ではなく、その子の様子や表情で伝わってきますね。
「できる、できない」で判断するのではなく、その子の「状態」を観てあげることが大事ですね。
排除がはびこる学校から、能力評価の社会で生きることを選んだディスレクシアの少年を描く『ファンタジウム』は、本当の障害は社会の側にあることを私たちに突きつける。
『ファンタジウム』

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