教育

「保健室に通うやっかいな子」という捉え方から間違っています

投稿日:2016年9月29日 更新日:

「保健室に通うやっかいな子」という表現が学校現場の受け止め方を象徴していますね。
教員の「仕事」って何だと思っているのでしょうか!?
教員の第一義は、子どもと関わることです。
子どもに寄り添うことです。
子どもの話を聴くことです。
学校で勉強を教えることが第一義ではありません。
そこから教職員の教育をする必要があります。
子どもの表面的な行動だけを見て、(教員にとって)「やっかいな子」という捉え方から間違っています。
「文句を言ったり、自分勝手なことをしている」のにも理由や背景があります。
教員の都合だけで子どもを見ているから、こんな受け止め方になります。
その子がどんなに辛い思いで苦しんで保健室に来ているのか?
そこにいるだけでも不安で不安でしょうがない気持ちで一杯なのに。。。

学校に来たらいいという考え方が間違い

学校へ来たら(みんなと同じように)教室に入ること、みんなと同じように勉強したり活動したりすることを目標にしているために、このような考え方が生まれ、不適切な対応しかできなくなります。
「不登校」の数を減らすことが目的になっているためにこのような対応しかできないのです。
そのために、教室でみんなと同じようにおとなしく椅子に座っている「手がかからない子」以外は「やっかいな子」になってしまうのです。
教員の支配のもとにおいていうことをきく子を育てようとするからこのようになってしまいます。
学校とは教員のいうことを聞く子を育てる場所ではありません。
この人は、「手がかからない子」だけを集めて、楽な「仕事」をしたいのでしょうか?
何を目的に、日々の教育活動をしているのでしょうか?
何を目指しているのでしょうか?
教員の「仕事」は、子どもと関わることです。
学校で勉強を教えることが第一義ではありません。
中学校教師の「保健室に通うやっかいな子」という相談に対しての回答が素晴らしいと話題に

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校対策で重要なことは「不登校の本質」の理解と教育予算の増加

不登校調査をすることは意味がないことはないのですが、調査のための調査に終わっては意味がないのです。 文科省も教育委員会も学校も調査やアンケート、その報告だけが目的でやっているのでは何の意味もありません …

私が早期退職した理由のひとつが自分の命と健康を守るため

私がなぜ教員を早期退職して今の活動をやっているのか? 途中で辞めないで教員を続けていたら死んでいたかもしれないからです。 自分の健康と命を守ために辞めました。 「学校が理由」で子どもも教員も自殺してい …

中高生の9割、スマホ使って勉強「YouTubeで問題の解き方見る」

MMDLaboが中高生の勉強時におけるスマートフォン利用実態調査を実施。9割以上の中高生が勉強中にスマートフォンを活用していることが分かった。 学校外も含めると、9割以上の中高生が「勉強でスマホを使用 …

「不登校」の子どもたちには休みというのはいつもより安心できる期間

あっちを見てもこっちを向いてもコロナに関することばかり。 このようなイレギュラーなことが起きると心が落ち着かなくなります。 でも、外に出て太陽の光を浴びておいしい空気を吸い込むと、少しだけでも気分がよ …

子どもの自殺を減らすには根本から義務教育を見直す必要がある

「中学生の自殺率増加を報じた記事(中学生の自殺率 過去最悪の水準 2015年すでに77件/BLOGOS)に対し、ホリエモンがTwitterおよびNewsPicksで以下のようにコメントした。 自殺率増 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料