教育

「障害者差別解消法」「合理的配慮の義務化」を知っていますか?

投稿日:

今日の日本海新聞にも載っていましたが、4月から施行られる「障害者差別解消法」の認知度がかなり低いです。
関係者の一部は勉強会などを通して知っていますが、大手メディアなどの報道でもほとんど目にすることがありませんし、行政からの広報がほとんどできていないことも企業や学校などでの理解が進んでいない要因です。
障害者の就労支援や学習支援をする「LITALICO」が昨年10月に実施した調査では、企業157社のうち、44・5%が「法の内容を把握していない」と答えた。
法への対応を実施・検討しているとの回答は、わずか19・1%だった。
文部科学省によると、障害者らが対象の特別支援教育を受ける子どもは全国で四十数万人。
他に、通常学級に通う小中学生の6・5%に発達障害の可能性があると推計される。
インターネット調査で、回答した小中学校教員300人のうち、法について「内容も含め知っている」と答えたのは17%、「知らない」が43%だった。
子どもも困っていて保護者も悩んでいます。
また、教員もどうしたらいいか分からない、困っている実態があります。
法律が施行されることはひとつのチャンスだと思いますし、まずは、目の前の子どもの困り感を理解し保護者も学校も、それぞれができる努力をしていきたいです。
この法律自体を知らない人も多いので、自分が勉強して知ったことを伝えていくことが大事です。
バリアフリーを前へ 「障害者差別解消法」に目を向けて
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016021202000123.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「サピエンス全史」は薄っぺらい教科書なんかより歴史と人間の進化について深く学べます

この本、めちゃくちゃ面白いです。 人類の歴史を知らなくても中学生くらいなら読めると思います。 ホモ・サピエンスがなぜ地球を支配するまでに至ったのか? 上下巻、約500ページを超える分厚い本なのではじめ …

「専門家のところに相談に行きたくない」理由はそこに信用も共感も感じられないから

「不登校の解決」とは誰かに何かをしてもらうことでもノウハウや対策が必要なのでもなく、ただただ共感すること。 信用できるのは専門家の話ではなく同じ経験をした人の話。 共感できるのも専門家の話ではなく同じ …

鳥取県いじめ・不登校対策会議の考える「不登校問題」とは何か?

「不登校問題」という表記ですが、 彼らはそもそも「不登校の何が問題」だと考えているのか? 過去の報告書を読むと、その出発点から間違い。 さらに、いじめと不登校は無関係ではないけど同じ土俵で話し合いをす …

中学校の授業中に、男性教師が生徒の髪の毛をライターの火で焦がしていた

体罰があったにもかかわらず、校長から教育委員会への報告がされていなかったと報じられています。 本件においては、国家賠償法に基づく損害賠償責任を負うことになると考えられる。 懲戒処分という行政上の責任や …

子どもたちの教育や働き方や日本の国づくりを見つめ直しませんか?

下村さんも小学校の教員を退職して今の活動をされています。 さくらんぼ学園という子どもたちのための学びの場を作り、日々実践されています。 同じ思い、同じ目標、同じ価値観を共有できる人がいると知るだけで、 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク