仕事

自分のやりたいことをやっているんですから。それだけでもう幸せなんです

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お金ではなく、共感してもらえることがモチベーション。
自分のしていることが誰かの役に立っている、それを喜んでもらえることが何よりの報酬なんですよね。
自己満足でいいじゃないですか。
「自分には何もない」っていう人がいるけど、それも自分が気がついていないだけです。ちょっとでも興味のあることを今よりもちょっとだけ踏み込んでみるといいです。
ハマっていることがあるなら、何時間でもやってみたらいいです。
そうしたら、自分の人生に価値を見つけられます。やってみたらわかります。

サラリーマンでいるより、自分なりの表現で世間にアプローチできないかと次第に考えるようになっていました」
上司からの説得を断り続け、社長直々の引き止めも退いて、2003年、松崎さんはついに22年間勤めてきた会社を退職します。
「本当に嫌なことはやらない」と固辞する松崎さんの仕事観は、独立した現在でも変わりません。一見、自分本位に映りますが「自分が楽しめることじゃないといい仕事ができない」という思いがあってのことなのです。
脱サラして一年後、松崎さんは「デザインアンダーグラウンド」を開業。店内には、会社員時代から収集していたラジカセや家電が並びます。
今は家電にまつわるOFFがONに換わった。家電販売・修理、家電の収集、雑誌の執筆、イベントプロデュース…一日中、家電のことを考えているからずっとONの状態です。休みたいなんて思いません、自分のやりたいことをやっているんですから。それだけでもう幸せなんです」

課長になるのが嫌で考えた「40代脱サラ」からの処世術
松崎順一(家電マイスター)

所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる

神戸大学社会システムイノベーションセンターの西村和雄特命教授と同志社大学経済学研究科の八木匡教授は、国内2万人に対するアンケート調査の結果、所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていることを明らかにしました。
日本は国全体で見ると「人生の選択の自由」の変数値が低く、そういう社会で自己決定度の高い人が、幸福度が高い傾向にある。
大事なのは顧客満足度、自己満足度です。

年齢との関係では、幸福感は若い時期と老年期に高く、35~49歳で落ち込む「U字型曲線」を描きました。所得との関係では、所得が増加するにつれて主観的幸福度が増加しますが、変化率の比(弾力性)は1100万円で最大となりました。
また、幸福感に与える影響力を比較したところ、健康、人間関係に次ぐ要因として、所得、学歴よりも「自己決定」が強い影響を与えることが分かりました。
これは、自己決定によって進路を決定した者は、自らの判断で努力することで目的を達成する可能性が高くなり、また、成果に対しても責任と誇りを持ちやすくなることから、達成感や自尊心により幸福感が高まることにつながっていると考えられます。
日本は国全体で見ると「人生の選択の自由」の変数値が低く、そういう社会で自己決定度の高い人が、幸福度が高い傾向にあることは注目に値します。

所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査

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