教育

PTAや町内会をなくしたらどうなるかやってみたらいい

投稿日:

今日は新年度最初の参観日とPTA総会の学校が多かったようです。
これPTAだけじゃないです。
強制的に動員したってやる気のない集団なので全然楽しくないですよ。
PTAは任意団体なのですが、実態とかけ離れていますね。
学校に行くも行かないも本人の自由なのですが、不登校でも親は強制的にPTAに入らされる。
これもおかしなことですよね。
私が担任してたときは年度末の懇談で来年度の役員を決めていました。
だから4月に決めることはなかったですね。
私の学級は参加率が高かったので、みなさんとても協力的でした。
紛糾!PTA役員決めを乗り切る3つの方法
学校のPTAや町内会の役員決め、なくしたらどうなるかやってみたらいいです。
やりたい人がいなければやめたらいいです。
別に役員を決めなくても、やりたい人がやったらいいです。
やらされるのではなくやりたいこと、です。PTAがない学校だってあります。
PTAありきで「もう決まったことだから!」っていう強制参加が問題なんです。
任意だから別に入らなくてもいいですよ。
PTAをなくしてみたら、本当に必要なのかが分かります。
でも、結局役員は「くじびき」で決めるのか。
なりたい人がなければやめたらいいのに。
PTAをなくした小学校16年目の真実 「いいことづくめ」の美談のはずが…
組織ありきではなく、何をしたいか、(何をしなければならないか、ではなく、何がやりたいのか)そのためには何が必要かを考えてやるべきですね。
PTAをなくしたら困ることがあるならその必要性を感じるはずです。
そこから0から再スタートしたら意識も変わると思います。
ただし、はじめはやる気のある発案者、発起人がいないと無理ですね。
ボランティア活動ですからね。だから、やるとしてもできる範囲内でやるしかないですね。「これ以上のことはやらない!」という共通理解も必要ですね。
今あるPTAをなくすというのはもっと困難だと思います。
しかし、任意団体なのに半強制的に参加しないといけない形は変えていく必要があると思います。
既成の行事や集まりを見直す、精選することが必要だと思います。
行事など何かをやることが前提で強制的にさせられてきているからそうなります。
その組織が本当に必要なのか、何のための行事なのか、そこから考えてもいいです。
強制的な組織ではなく、やりたい人たちが声を上げたらいいです。なければやらない
また役員をすることは、子どもにとってのメリットも大きいです。
豊田市にある、やりたい人が集まる義務や強制が一切なく、会費すらもない保護者会にも書きましたが、浄水小中学校のPTCAなんかはいい取り組みだと思います。
PTAは任意加入なんだから入らないといえばいいのですが、それは事実上不可能といっていいです。
教職員も保護者の場合と同様、PTAを抜けても不利益を受けないこと等が保証されないと本当の任意にはなりません。
毎年PTA総会で会費の承認がされるのですが、公費で賄うべきものまでPTA会費から出されているものもあります。
しかし、誰も意見を言いません。
教員の長時間労働は校務以外の占める部分もかなり大きいです。
それにしても、日本は「任意という名の強制」が多いなあ。
やらされるPTAからやりたいPTAへ。
広報部以外の部でも自分たちで企画して自分たちが楽しむことが一番大事だと思います。
何事も「やらされる」ことは嫌ですからね。自分たちで作っていくという意識が大事ですね。
楽しいPTAがいいです。楽しい町内会がいいです
やりたい人が楽しんでやるのがいいですよ。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

法律で「学校を休んでもいい」「学校以外の学習の場の重要性」が認められた

「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が平成28年12月14日法律第105号として公布されました。 義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関す …

文科省が「学校復帰前提策」を廃止!全小中学校へ向けて通知

12月1日の第2回鳥取県民のつどいまで5日となりました。 参加申し込みをしていただいた方ありがとうございます。 不登校の児童生徒数は2018年度は過去最多16万人超、鳥取県では約1000人となっていま …

今公教育に必要なのは、無償化ではなく公平化

今公教育に必要なのは、無償化ではなく公平化です。 まさか「教育は無料なんだからそれなりのことしかできないことを承知しなさい」ということが目的じゃないでしょうね。 無償化といったって、その費用を負担して …

鳥取県でも不登校の子どもたちを受け入れる体制や支援は不十分です

不登校は問題行動ではなく、それぞれの子どもにあった学び方が受け入れられる必要があります。 しかし、鳥取県の現状では学校か家の他に行くことのできる所は少ないです。 また、学校以外には行く場所が少ないため …

ぴっかりさんの鳥取講演会の準備委員会スタート

ぴっかりさんの鳥取講演会の準備委員会をスタートしました。 「鳥取に来てください。」と連絡したら、即答で「ぜひ行きたいです。」という返事をいただきました。^^ 来年2017年の春ごろに倉吉で開催する予定 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク