昨日は、鳥取県ケータイ・インターネット教育推進員の公開研修会に参加しました。
「SNSって何だろう?これからのコミュニケーションを考えよう!」というテーマでロジカルキット代表の下田太一さんの話を聞きました。
・ネット利用時には「魔法」がかかっているような状態になり、常識が通用しない場合がある。
さらに、本人がそれに気づいていないことが問題。(例:ポケモンGO現象))
・基本は人と人との関係、メディアはコミュニケーション手段のひとつ。
・SNSが自立の妨げになる恐れがある。
・SNSを入口として人とつながるようになると、リアルな関係を構築するのが難しくなる。
・SNSは実社会の活動するツールのひとつにすぎない。
・大切なことは実社会で何がやりたいのか、なぜSNSを使うのか、やりたいことを実現する手段としてSNSを考える。
・PCやスマホは人間が目的のために活用する道具、その道具に使われているようなことがないか注意が必要。
など、ネットやSNSはあくまでもコミュニケーションのための手段であり、それを使うことが目的になってはいけないこと、ネットでトラブルが発生しているのは、現実の中での課題が現れているだけのこと。だから、「人として」どう関わるかが大切である、ネット上での解決ではなく人間関係の修復をしていく必要があるということを学びました。
そういえば、昨日の「おんな城主直虎」でも「口コミ」というメディアを上手く使っていましたね。
下田太一さんが独立してNPO法人を立ち上げた動機、理由についてもすごく共感できました。
研修会の資料は、こちらのページからダウンロードできます。
NPO法人青少年メディア研究協会
子どものケータイ・インターネット利用問題対策講習会
第一回八王子市中学生ミーティング(2015年1月)
子どものスマホ利用問題は「○○な使い方」が原因?