鳥取県教育委員会はこのほど、不登校や引きこもりの子供らを対象に、インターネットを活用した自宅学習支援を始めることを決めた。6月補正予算案に盛り込み、今年度は9月から運用する方針。
対象者は、県内小中学校の不登校の児童生徒のほか、高校などに入らずに引きこもりやその傾向にある20歳くらいまでも含める。今年度は15人程度の利用を想定している。
利用者は「すららネット」のソフトを使って自宅で学習する。学べるのは中学3年までの国語、数学、英語の3教科。
利用者のサポートには、新たに募集する「自宅学習支援員」が当たる。支援員は教員経験者を対象とし、県内の東、中、西部の3カ所に1人ずつ配置する予定。支援員は基本的には端末上で利用者とやりとりし、学習の進展を確認。必要に応じて面談も可能としている。保護者とも連携し、学習面、心理面ともにサポートしていく。
まずは不登校の子どもや保護者の声を聴くことから
ネット自宅学習についても不登校の子どもや保護者の声を聴くことからがスタートでなければいけません。
形だけ他人事の取り組みではない、具体的で不登校の子どもに寄り添った内容になることを期待しています。
自宅学習が「出席扱いになるか」などいろいろな条件はあると思いますが、このような取り組みが行われることは一歩前進です。これが不登校の子どもの居場所につながっていくことを期待します。
また、単なる学習指導ではなく不登校の理解も含めて温かく寄り添ってもらいたいと思います。
9月から実施ということなので、支援員の人選と配置が重要です。そして、現在不登校の子どもの思いをしっかり聴いてニーズに応えられる準備を整えてもらいたいと思います。
私たちの思いも届いています。
そして、私たちの活動によって鳥取県の教育行政の取り組みも進んでいます。
それは、長年に渡って親の会を続けてきたからですよ。
しかし、残念ながら昨年10月に行った意見交換会については行政としてどう受け止め具体的に何をしていくかなど、未だに回答がありません。
私たちの声が届いているのか?
何ヵ月もなにも返事や回答がないのはなぜなのか?
県教委の担当者に再度催促したいと思います。
また、鳥取県不登校の親の会では今年度もさまざまなイベントを開催して多くの人たちと連携を広げていきます。
「 自宅学習支援員」を教員経験者を対象として新たに募集し、県内の東、中、西部の3カ所に1人ずつ配置する予定とのこと。
東谷裕昭 権代さん、情報ありがとうございます。
県教委の取り組みなのでハートフルに配置ですね。新規募集ということなので職員が3人体制になりますが、まだまだ人材は不十分です。
また、まだ補正予算は決まっていないので現段階では「予定」ですが、実施に向けての募集要項も気になります。今後の動きも注視していきます。
配置場所は子ども支援センターになるのかなあ?なんなら自宅を提供してもいいけど。
応募できるならやってみようかなあ。
不登校などにインターネットの自宅学習支援 鳥取県教委