暮らし

一人ひとりが特性が違うのだから、それに応じた環境が必要なのは当たり前

投稿日:2017年7月13日 更新日:


川や池にいる淡水魚は海に入れると死んでしまいます。
海にいる海水魚は川や池に入れると死んでしまいます。
海の深いところにいる深海魚は浅いところに連れてくると死んでしまいます。
同じ川や海でも水温が違うだけで死んでしまいます。
「魚が川や海にいるときはいじめは起こらないけど、狭い水槽の中に入れるといじめが起きる。」
さかなくんが「広い海へ出てみよう」で、そう話していました。
人間が勝手に「せまい水槽」の中に魚を入れておきながら、いじめをなくそうとしても不可能です。
子どもを管理された狭い狭い空間である学校に閉じ込めていて、「いじめはいけない」「いじめをなくそう」としても無理です。
学校そのものを自由な空間に開放しなければいじめをなくすことは無理です。
いじめをなくすためにできることはたったひとつしかありません

暮らしの場面が違う中で生きづらくなるのは当然


学校や職場でも、これと同じことがいえます。
我慢を強いられる場に閉じ込められると、人間も動物も魚も強いストレスを感じます。
学習環境が合わない教室、自分の特性に合わない職場ではストレスはますます大きくなっていきます。
暮らしの場面が違えば生きづらくなるのは当たり前です。
魚のように場面が違うだけで死んでしまうことだってあります。
淡水魚を海に入れようとしていませんか?
海水魚を川や池に入れようとしていませんか?
ちょっと考えてみると簡単なことなんんですが、みんながみんが無理に無理を重ねていませんか?
無理なことを承知の上で我慢することを教えることがいいと思いこんでいませんか?
無理なことを承知の上で我慢することを教えることがいいと思いこんでいませんか?
そんなことしたら死んじゃうよ。
学校も社会も嫌なことを我慢する場ではない!
自分も我慢しないこと、自分自身が好きなことをして楽しんで生きることが一番です。
社会も嫌なことを我慢する場ではないです。
一人ひとりの持ち場で自分らしく個性を発揮できるようになれば、みんなが幸せになれます。
教育行政はこんな簡単なことも分からないかなあ?
教育環境が子どもを子どもらしく育てます。
職場環境が人間を自分らしく成長させます。
一人ひとりが特性が違うのだから、それに応じた環境が必要なのは「生きていくうえで」当たり前のことなのです。
魚でも人間でもそのままが一番いいんです。
魚は環境に適応できるように人工的に品種改良されていますが、それもどうかなと思いますけどね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

世界中で「悪魔のシナリオ」が着々と現実となっている

今、世界中で「悪魔のシナリオ」が着々と現実となっています。 このままだと今年は昨年以上にひどい年になります。 コロナ終息と判断するためにはコロナに対する意識や対処法を変えなければなりません。「コロナに …

「HSC」にとって学校ほど過酷な社会はありません

そもそも「HSC」にとって、学校ほど過酷な社会はありません。大人であれば、対人関係が苦手であったとしても、それをさほど必要としない働き方を選ぶことができます。しかし、学校という場は全員が同じでなければ …

今は「何もしない」ことが最高の行い「ひきこもる力」が必要なんです。

「こんなときなのに、自分にはなにもできなくて・・・」という人がいます。 今は「何もしない」ということが最高の行いなんです。 どこにも行かない、他人に会わないというのが最高の行いです。 その行いが、この …

あなたは何故、何のために、今の仕事をしていますか?

今日のセミナーでこんな話を聞いてきました。 「あなたは何故、何のために、今の仕事をしていますか?」 「働く人にある3つのステージとは?」 あなたは何故、何のために、今の仕事をしていますか? お金のため …

今の小学生はスマホがなくたって自分でなんとかしてLINEをしている

知りたい!見たい!と思ったら、どんな時代でもなんとか工夫しています。 私たちが子どものころにはネットとかスマホなどありませんでしたが、それを探し出す方法が友だちとの情報交換で、なんらかの情報を誰かが持 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料