全国の小中学校での4月の授業は、全国学力テストのための「対策」に時間を費やしています。
対象学年では教科書をやらないで、通常の授業に支障が出ている学校もあります。
教育委員会はテスト対策授業を行わないと通達していますが、教委作成の事前テストを配布している県もあります。
過去に出題された問題を子どもたちに解かせたりして、点数を上げるための「対策」がとられています。
教員の多くは全国学力テストに全く意味を感じていませんよ。
ただ文科省からやれっといわれているから、「仕方なく」やらせているだけです。」
学校で身につける「学力」とは何か?
何のために学校があるのか?
全国学力テストなんて、お金と時間と労力の無駄に終わるだけで、子どもにとってのメリットなど微塵もありませんよ。
間近に迫った全国学力テスト、なぜ順位に血眼になるのか
学力テストが実施されるようになてから予想問題集が販売されていますが、大阪市にはこんなことをしている小学校もあります。
大阪市立姫島小学校
「家庭学習におすすめ「学力向上に向けてのプリント集」ご活用ください」
・学力向上に向けてのプリント集
29年度国語答え
29年度算数答え
全国学力調査で出題された「漢字」問題
全国学力調査「算数A」に出題された問題
大阪府教育委員会作成 【力だめしプリント】
大阪府教育委員会作成 自学自習力をはぐくむ ワークブック問題へのリンクなど学習プリント満載です。
千葉県教育委員会は「ちばっ子チャレンジ100」という全国学力・学習状況調査(小学校の国語、算数、理科)で出題された問題を参考にして、基礎・基本となる問題や思考力を高める問題を作成しています。
どこの教育委員会も学校も学力テストの点数をあげるために必死なんだなあ。
教員の多くは全国学力テストに全く意味を感じていませんが・・・
投稿日:2017年3月23日 更新日:
執筆者:azbooks