教育

多様な学び実践研究フォーラムの理念を実現するために

投稿日:2018年2月27日 更新日:


はあ~?
文科省が「不登校は問題行動ではない」といったら問題行動ではなくて、「問題行動である」といったら問題行動なんですか?
それは文科省が決めることですか?
はじめっから問題行動なんかじゃないよ。
教育基本法や学校教育法をちゃんと読んで正しく解釈してる?
問題なのは文科省や教委や学校の方でしょう。
学校制度や学校のシステムに問題があるのです。これがまずもっての大前提です。
学校って嫌なことを我慢して過ごすところですか?
学校が楽しいところだったら子どもは「学校へ行きたくない」とはいいません。
楽しくないから行きたくないんですよ。
学校が楽しいところだったら子どもは「学校へ行きたくない」とは言わないよ
文部科学省のいうことが学習指導要領との一貫性があるか?要領の理念が実現できるのか?
重要なことは、課長のいっていることが学校現場まで正しく認識され子どもの思いを尊重した対応がされているかどうかです。
そこまでの「具体的な手立」てがあり、かつそれを教委や学校現場に理解させる行動ができるかが重要です。
文科省は「不登校は問題行動ではない」と「口先だけで」明言していますが、学校現場では学校に行かない子は「問題児扱い」をしています。個別の対応も十分にできているとはいえなく、ますます学校不信に追いやっています。
実際に学校の環境や教員の考え方や具体的な対応が変わらないのでは、課長の発言も通知も何の意味もありません。
重要なことは、課長のいっていることが学校現場まで正しく認識され子どもの思いを尊重した対応がされているかどうかです。でも現実は違います。だから「問題児」というレッテルを貼られた子ども保護者も辛い思いをしています。
今後これが学習指導要領にも反映され、それを実行するかどうかです。何十年もまえからいうだけはいっていますが、「いろんな言い訳」ばかりして実行されていません。
子どもが「明日も学校へ行きたい!」って思える学校にすることが文科省の仕事です。子ども自身が「ああ、よかった。学校って楽しいな」と思えるようにするのが大人の役目です。
でも、学校って楽しくない、学校って何の意味があるの?と子どもたちが主張しています。
それに対応するのが国の役目です。
そのためには、「普通教育」を受けられる場をもっと作る必要があります。
不登校は問題行動ではない 「義務教育」は「子どもが学校へ行く義務」ではないにも書きましたが、それは、教育基本法によって定められています。
「文科省は口ではいいことを言っていても実際にやっていることが違う」というのはこういうことです。政治家の発言と実際の行動が違うのと同じです。
学校を変えるために具体的な施策を早急に進めて行かなければ、子どもたちはどんどん大きくなります。
文科省、教委、教育行政、学校には理念を実現する「行動」で示してもらいたいです。
別に文科省の顔色を伺って右往左往しなくてもいいけど、「学校に行きたいのに行けない」子どもを作っているのは文科省であることは間違いありません。
文部科学省の方と話してきました。
多様な学び実践研究フォーラム

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校は問題行動ではない、学校復帰を前提にする必要はない!

文科省は2019年10月25日に「これまでの不登校対応を転換させる通知」を全小中学校へ向けて出しました。「学校へ戻すことだけがゴールではない」という新しい不登校対応の方針が出ましたが、そもそも「学校に …

今年も12月1日に第2回子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいを開催!

鳥取県の学校教育を私たちが変える! 鳥取県を子どもの学びのイノベーションを起こす発信基地にする! この鳥取県民のつどいは、そのための1ステップです。 今回は鳥取県教委と協力しながら進めていますが、県民 …

「不登校の要因が正確に把握できない」と考える自治体が一定数あり?調査の目的と観点に問題あり!

文科省の調査の手法、設計に難ありです。 文科省も自治体も教育委員会も「何が問題」で「何が課題」となっているかの捉え方が大きく間違っています。 さらにその「課題」解決案のための方向性や方法もまったくお粗 …

コロナ休校はまたとない教育改革、教員の働き方改革のチャンス

小学校6年中学校3年分の学習をたった7日で総復習できるのかにも書きましたが、学校の勉強は学年ごとに1年間もかけなくても学習内容を身につけることはできます。 教科書程度の内容であれば、無駄をなくす学習の …

天才的な人はみんな学校が嫌いだった その理由には納得です

18才のときに買った本。 天才的な人はみんな学校が嫌いだった。 その理由は規則で縛られて、みんなと同じことを強制され、授業も退屈で面白くなかったから。 だから、学校へは行っていない。 だから、授業も受 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク