生徒の自殺が日常的に教育現場で発生している日本の学校は異常にも書きましたが、「調査結果などから発達障害の可能性が見受けられ、、松木委員長らは生徒の能力に応じた対応の必要性や学校全体で対処することができていなかったと指摘した。」
発達障害の可能性が見受けられ学校全体で対処することができていなかったって、何?
これ、自分たちができなかったこと、しなかったことの言い訳ですか?
しかも、委員長から出た言葉ですよ。
このような会見が行われる度に「他人事感」を感じます。
だから、具体的にどうする。それを確実に実行するという覚悟がまったく感じられません。
学校が対処できなかったらどうしたらいいのか?そのまま放置ですか?行き過ぎた指導で生徒を追い詰めるのですか?
ウソの説明をしてごまかすのですか?
はあ~?
対応の仕方が分からなかったら「分かりません」「教えてください」となぜ言えない?
なぜそのままにする?
なぜできない者たちが間違った対応を続ける?
間違っているとわかっていてウソをつく?
それができないのが教育の現場です。
「分かりません」「できません」「助けてください」と言えないのが学校というところです。
しかもそれを個人ではなく組織ぐるみでやっているところです。
これを担任個人の意識の問題として個人攻撃でかたづけてはいけません。個人の問題ではなく組織の問題です。
こんな学校に子どもを行かせられるはずがありません。
こんなことが学校で起きていることが情けない、恥ずかしいです。
子どもたちが安心して過ごせる場所にしなければこのような事件はいつまで経っても繰り返されます。それだけ重大な事件です。
「教えてください」「助けてください」と言えない教師たち
そこが最も大きな障害です。
メンツやプライドを捨てて、教員自らが「教えてください」「助けてください」ということから始める必要があります。
まずは学校のできることの限界を認めること
それとともに、学校に限界があるという広く理解を進めること
そのうえで地域一体となって子どもを見ていくこと
お互いが立場発言や主義主張を言い合うのではなく、今何が必要なのか、何をしなければならないのか本音で考え合い、本気でやっていかないと問題は大きくなっていくばかりです。
親は学校や行政とも戦っているんですよね。
「人としてどうしたらいいのか」ということが欠けています。法律で規定されても行政は動きません。
そうなると、司法に頼るかマスコミを巻き込むしかなくなります。この福井の事件も遺族が訴えたから明るみに出ましたが、黙っていたら第二第三の犠牲者が出たかもしれません。
池田中2転落死は自殺 教諭から指導や叱責