教育

愛する国のために犠牲になることを教えるなんて、冗談じゃない

投稿日:2023年8月17日 更新日:


のっぽさんと同感です。
これって今もまったく変わってないよね。
「愛する国のためにどうすればいいのかを勉強するなら分かる。でも愛する国のために犠牲になることを教えるなんて、冗談じゃない」
「終戦を境に、軍国主義教育だった学校の雰囲気が一変したのを感じた。
「先生が『民主主義っていいもんだな』なんて言うんです。つい最近までは『死して護国の盾になれ』と教えていたのに、よく恥ずかしげもなく口にできるなって思うと、もうムカムカしてね」
のっぽ少年はその日から、教頭や校長を「奴(やつ)」と呼び反発した。

「ハーイ、死にますぅ」
「一番大事なのは、小さい人が『大人にだまされていた』と気づいたことですよ」。取材が始まって、まずこう口にした。
B29から『ヒュー』と焼夷(しょうい)弾が落ちてきて、近くにあった二つの工場が丸焼けになったんです。父はその一つの工場長でした。翌朝、無事に帰ってきて『たった一度で見事なもんだ』と話すんです。それで僕は(もうアメリカには勝てないと思って)『あーあ』って落胆したの」

ほどなく終戦。これを境に、軍国主義教育だった学校の雰囲気が一変したのを感じたという。「先生が『民主主義っていいもんだな』なんて言うんです。つい最近までは『死して護国の盾になれ』と教えていたのに、よく恥ずかしげもなく口にできるなって思うと、もうムカムカしてね」

のっぽ少年はその日から、教頭や校長を「奴(やつ)」と呼び反発した。

「小さい人」をだますな 優しいのっぽさんの静かな怒り 感じた現代の”きな臭さ” #戦争の記憶

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