教育

「障害者差別解消法」を前向きに考える

投稿日:

2016年度から施行される「障害者差別解消法」によって、公立学校には障害がある子どもたちへの「合理的配慮」の提供が義務付けられます。
しかし、現在でも教員は多忙で疲れ切っているというのも事実で、これ以上個々の教員の負担が増えるようなことになっては、今以上に対応は厳しくなります。
なので、現実問題として保護者の協力は不可欠だと思いますが、それでは親は働きに出ることができなくなり、生活への影響が出てきます。
「合理的配慮」を実施するために教員や保護者の負担が増えることになるのは本末転倒です。
また、これは来年4月以降に施行されるのですが、現時点で学校の人事を含めたハード・ソフト両面での準備がどれだけ進んでいるのかが疑問です。
実情では4月以降に少しずつ整えていくという形になるのではないかという気がしています。
ですが、「障害者差別解消法」は今までになかった画期的な法律であることは確かだと思います。
法の「解釈」や「合理的配慮の範疇」についてもいろいろな問題が生じることも予想されます。
「合理的配慮」に実施にあたっては、教員や保護者の個人の努力に期待するのではなく、学校の人的配置や個々の子どもへの環境整備のための予算要求など自治体や地教委に対して要求していくことが必要になってきます。
それらの要求・要望が出せるようになったという意味では、「障害者差別解消法」を前向きに考えることがいいいと思います。
小中学校で障害児の保護者付き添い、「合理的配慮」で論議も
http://benesse.jp/blog/20151126/p1.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

愛知の中3刺殺で県教委が通知、「教委は学校を指導しました」という形ばかりの対応

この通知、いかにも「教委的な通知」だなあ。またこれ?って何度も何度も同じ通知だ。 なんともお粗末なこと。 この事案を生徒間の問題だとだけ捉えるからそういう発想になる。教員の管理不足だと考えるからこんな …

学校に行かない11歳の小さな哲学者 中島芭旺くんの生き方に学ぶ

11さいの男の子が自分の生き方を選んでいる。 彼を見ていると、学校に行くとか行かないとかどうでもいいと思いませんか? 学び方も生き方も、今この瞬間に誰でも何歳になっても自分で決めることができるのです。 …

英語が小5から正式教科って誰のための英語の教科化なのか?

何のための、誰のための英語の教科化なのか? 小中高を通してのビジョンが全くないままの小学校での教科化では、なんの意味もありません。 英語が教科になれば評価もする必要がありますが、その評価基準もバラバラ …

特別支援学校か地域の普通学校か迷っています

特別支援学校か地域の普通学校か、特別支援学級か通常学級か、通級かなど、その時々で親御さんは大変迷い悩んでおられます。 制度的な問題もあるのですが、周囲の目、理解のなさも大きな障壁となっています。 それ …

「学校教育が原則」という前提そのものが、子どもを追い詰めている

2月12日に、フリースクール等議連ヒアリングにて「多様な教育機会確保法案」への反対意見が発表されました。 しかし、5分しか意見を聞かないという形式的なものに終わった感が否めません。 「多様な教育機会確 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料