暮らし

「一流大学を出て一流企業に入れば安心」という洗脳をされやすい理由とは?

投稿日:

「幸せは一流大学に行って、一部上場企業に努めてこそ得られる」「頭のいい人は、田舎にいるよりは都会に出るべき」「第一次産業よりは、第二次産業や第三次産業の会社でサラリーマンをすべき」などの日本人の価値観そのものに関わる大変革だったために、それを今更変えることは簡単ではなくなっています。

これをテーマに、中学校や高校で授業をしたら面白いと思います。
でも、そんな授業を構成できる教員はほとんどいないでしょうね。
いまだに政府による大企業優遇政策、雇用規制、終身雇用制と年功序列、天下り先として全く役に立たない税金の無駄遣いをしている関連会社を作ったという組織的、構造的な問題があります。
だから税制改革も構造改革もそう簡単にできるはずがありません。
せいぜい市民運動を拡大して世論に訴えて少しばかりの改善をしていくことしかできないのが現実です。
こういう社会の要因があるために、「一流大学を出て一流企業に入れば安心」という洗脳をされやすいのです。
しかし、それにはまることはありません。すでに学校制度は破綻し、ヒーヒーいいながらやっとのことで存在しているといってもいいです。
個人としての生き方もたくさんあるのですから、窮屈な学校組織や社会構造の中に埋もれることはないのです。
前川さんが講演会などで引っ張りだこになっているのも、こういう背景があるからだと思います。
まさに「君たちはどう生きるか」ということです。
一流大学を出て一流企業に入れば勝ち。そんな洗脳が日本を滅ぼす

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのか?

新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのか? 1つは医学的な終息で、罹患率と死亡率が大きく減少して終わる。 もう1つは社会的な終息で、病気に対する恐怖心が薄れてきて終わる。 今 …

現在の日本の学校のようなスタイル、学校制度にはもう存在意義はない

子どもには好きなことをやる権利がある。 子どもには学ぶ権利がある。 子どもには学ぶ自由がある 興味関心のあることを知る、学ぶ権利がある。 自分の好きなことを、好きなところで安心できる環境の中で学ぶ自由 …

休校騒ぎで大人がよってたかってなにかをさせようとしていない?

この度の休校騒ぎ。 なんだか大人がよってたかってなにかをさせようさせようとしていない? 特に勉強のこと。 子どもは子どもで自分のしたいことをしたらいいよ。 国から「学校行かなくていい」っていわれて自由 …

心に寄り添うのは安易な希望の言葉ではなく、絶望し続けたカフカの言葉(頭木 弘樹)

心に寄り添うのは、安易な希望の言葉ではなく、絶望し続けたカフカの言葉 「将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。 将来にむかってつまずくこと、これはできます。 いちばんうまくできるのは、倒れたま …

「障害」でも「特性」でも「個性」でもなく、個々の持っている「資質」なんだよ

「障害」ではなく「特性」。 いや「特性」でも「個性」でもなく「資質」。 「資質」とは「無限の可能性」。 資質はすべての人が生まれながらに持っている。 それを活かすのは誰でもなく自分自身。 活かせたかど …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料