教育

「サピエンス全史」は薄っぺらい教科書なんかより歴史と人間の進化について深く学べます

投稿日:

この本、めちゃくちゃ面白いです。
人類の歴史を知らなくても中学生くらいなら読めると思います。
ホモ・サピエンスがなぜ地球を支配するまでに至ったのか?
上下巻、約500ページを超える分厚い本なのではじめは抵抗があったのですが、読み始めると早く次のページをめくりたくなります。
よくこれだけのことを調べたなあと感動します。
薄っぺらい教科書なんかより、深く学べます。
今の世界の矛盾、人間とは何か、歴史書でもあり哲学書でもあります。
高校の授業でやったら絶対面白い。
「サピエンスの集合的な力の劇的な増加と表向きの成功が個人の多大な苦しみと密接につながっている。」

現代人が待つことが下手になったのは通信機器が増えたから

現代人が待つことが下手になった理由に通信機器の発達があります。
常にそれを携帯して、既読や返信の義務を負わされています。
手紙しかなかったころは何カ月も何年も待つことができました。
今よりゆっくり暮らすことができました。
受け取れる情報が多くなったのはいいことでもありますが、それが害になることも増えました。情報によって解決できることもありますが、迷うことや悩むことも増えたといえます。
結局自分で自分の時間を消費してどんどん忙しくしているんですよね。
でも、それをどう使うかは自分次第です。
2018年9月刊行予定の邦訳版『Homo Deus』も今から楽しみです。




『サピエンス全史』の著者に聞く「人類滅亡」の現実的シナリオ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

倉吉市立小学校適正配置地区説明会「統廃合は適正配置ではない!」

このまま進んでいくと、倉吉市でも小学校がどんどん減っていきます。 絶対に小学校の数を減らしてはいけません! 学校が減ることには、デメリットが多くあります。 統廃合は「適正配置」ではありません。 ここで …

師匠、吉田松陰の行動エネルギー原点とは?

吉田松陰・全国周遊から得たものとは 対局を見通し、日本を守る… 吉田松陰はそれまで、生まれ育った萩城下から出たことがほとんどなかった。 三角州に形作られた萩城下は山と海に囲まれており、さながら「陸の孤 …

小二の男の子が書いた本「おこるとどれだけそんするか。?」

親も教員もおこり過ぎています。 よくあるのが、いかりに任せて最後に「わかったわね。ごめんなさいでしょ!」と一方的に誘導して「ごめんなさい。」と言わせて納得している大人がいます。 悪いことをしたら、そん …

「発達障害児への配慮をずるい」と考える人の頭の中ってこうなのでは?

ずるいと思っている人のイメージ図が分かりやすいです。 学校で配慮がされないのも、教員や他の子どもたちのイメージがこうだからなのかもしれません。 まだまだこのように分かりやすく説明する必要がありますね。 …

不登校でいろいろな選択肢を用意するのが学校や親、支援者のできること

「不登校」と一口にいっても、一人ひとりが背景も要因も異なります。 親は将来の子どもの心配と同時に、明日のことも心配で頭が一杯です。 将来のことも気になりつつ、現実には「この子、明日はどうしよう、その次 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料