教育

らっきょうの花設立10周年記念フォーラムに参加してきました

投稿日:

今日はらっきょうの花設立10周年記念フォーラムに参加してきました。
講演を聞いていつも思うことは、自分の考えが整理できることです。
話しの中で共感、納得できることも多く、行ってよかったです。

(鳥大の三木さんの話から)

・ほめることは相手をコントロールする手段。ほめるより共感することが大事。
・ほめることによって、「大人が自分のことをどう見てるか」でしか行動しなくなる。
 これでは、自分が何をしたいのか見つけることができない。
・ほめられることが目的ではなく、よくなる自分、できた自分が目的になれば、それが自信になる。
これはアドラー心理学でもいわれていることですが、ほめるのではなく、勇気づけが大事だということです。

(鳥取短大学の國本さんの話から)

・高校卒業後も子どもの「学びたい」「進学したい」という願いを実現したい。そのために「専攻科」の設置が必要。
・鳥大付属特別支援学校には高等部の「専攻科」があり、公立では全国初。
・9月にその専攻科本「七転び八起の自分つくり」が今井書店より発売予定。
私自身も生涯学習の必要性があると考えているので、このような学校があることを知り、嬉しくなりました。
これからも多様性に応じたさまざまなタイプの学びの場ができることを期待します。

(笹森さんの話から)

こんなことを質問しました。
「親が子どもが決めるまで待つことは不安の方が大きくしんどいが、笹森さんが待てた理由、支えになったことは何か?」
「少しずつ子どもの成長している姿に気づき、そこから小さな未来が見えてきたから」
「未来の子どもさんの見通しが少しだけど見えてきたことで信じることができた」ということでした。
親は子どもの将来のことが不安になりますが、笹森さんが学習されたことや周囲の人たちの支えがあって待つことができたのだと思いました。
らっきょうの花は代表者の斎藤さんが始めた保護者の会ですが、このようなたくさんの方たちとのつながりを作っておられることが素晴らしいと思いました。
斎藤さん、関係者のみなさん、ご縁をいただきありがとうございました。
今日の内容は親の会でも共有していきたいと思っています。
困り感を抱える子を支援する親の会/らっきょうの花のFacebook
鳥取県内の発達障害がある子どもの保護者の会のご案内はこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

ダメな子供は「母親と料理がダメ、母親だけが大事」というのは違う

「とはいえ指導をしても、毎年毎年、礼儀も知らない、挨拶もできない、高校生になっても九九ができない、漢字の『山』と『川』は書けるけど、『谷』は書けない程度の学力しかない子供たちが入ってくる。」 「一体こ …

なぜ学校だけ「同年齢集団」なのか?学年とクラスをなくせば不登校は激減する

そもそも「不登校」か「不登校じゃない」と分けることがナンセンスなんです。学校もあり学校以外もありなんです。 だから、私たち大人が手を取り合って子どもたちがのびのびと学べる場所がいろいろできればいい。 …

これこそほんものの「夏休み自由研究」といえます!

すんばらしい! まさにオリジナルです。 夏休みの宿題で、何をすれば良いか悩むのが「自由研究」です。 中には親が代わりにやって学校へ持っていっていることも多くなってきました。 「自由研究」なのですから、 …

小学校を減らすことは、子どもにとってもデメリットしかありません

倉吉市の小学校適正配置について、小鴨・明倫・成徳地区説明会の概要が公開されています。 「小学校適正配置の推進計画についてどう思うか」に対して、各地区の意見は次の通り。 明倫地区:計画通り66.7%、計 …

ニュートンは「ペストで2年間休校」の時に万有引力の法則をみつけた

コロナ感染の影響で休校になって多くの学校が行ったのはドリルなどの宿題提供でした。 ペストの流行があった1665年。ケンブリッジ大学が2年間に及ぶ休校になった。 ニュートンはその間に、万有引力の法則を発 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料