教育

森のようちえん「木とねっこ」主催の「さぁ のはらへいこう」の上映会&交流会

投稿日:

今日は、映画「さぁ のはらへいこう」の上映会&交流会に行ってきました。
木とねっこさんとのご縁で、昨日はいろいろな方とのつながりができました。
ご縁に感謝しています。
鳥取県中部の「森のようちえん」あおぞら自主保育の会「木とねっこ」の主催で行われたのですが、県内外の子どもと保護者や関係者などたくさんの方が参加されていました。
知らない人も多いのですが、今では森のようちえんは県内各所にできています。
森のようちえんと従来型の幼稚園や保育園との違いは、ようちえんそのもののフィールドが自然の中にあるという点です。
いやゆる建物、園舎はありません。
子どもたちは、どこかの幼稚園や保育園に通園するのではなく、自然の中で過ごしています。
子ども本来の生きる力を自然との関わりの中で育む保育です。
そこは、こどもの居場所であると同時に親の居場所にもなっています。
子どもの人間関係を作るには親同士の居場所が必要です。
子どもだけでなく親もお互いに安心できて楽しく過ごせる環境が必要なのですが、「森のようちえん」はまさにそのもので、子どもがいきいきと育つ「理想の場」を現実に作っておられます。
不登校やひきこもりなど、子どもが人間関係の中で困った状態に置かれている大きな要因は「遊び場」がないことです。
ゲームやスポーツ活動などの既成の遊びはあるのですが、子どもたちが自ら作り出す自然の中で人間関係を作っていく遊び場がないことが問題です。
現状では「空間」「場所」としてはあるのですが、そこが子どもの「遊び場」となっていないのです。
狭い空間の中に閉じ込められて、教育を強制されていたのでは自主性はおろか人との健全な関わり方は学べません。
今の子どもたちに絶対的に書けているのが「外遊び」です。
自然の中で育った子どもは、体だけでなく脳もたくましくなります。
外でめいっぱい遊んだ子は体験による学習の力が身につきます。
「大物」といわれている人は、幼少期にめいっぱい外遊びをしています。
私も、上井地域の野山をかけまわった野生児でした。
^^
そういう意味でも「森のようちえん」の存在は大きな価値があります。
交流会でも、子育てに大切なことは子どもを「信じる」「見守る」「待つ」ことだと出ていました。
これは、就学前の子どもだけでなく、すべての人に通じることだと思います。
今日も様々な方たちとつながることができましたので、このつながりをもっと広げていきたいと思っています。
鳥取県で子どもも大人もいろいろな人とつながって、これからも楽しいことをやっていきましょう。
おっちゃんたちも森の中で一緒に遊びたいので、今後ともよろしくお願いします。
あおぞら自主保育の会 木とねっこ
https://www.facebook.com/kitonekko/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

まなびタウンとうはくで「発達障害児への理解と支援を学ぶ講演会」に参加

昨日は、まなびタウンとうはくであった「発達障害児への理解と支援を学ぶ講演会」に参加し、NPO法人陽なたの竹内美智子理事長と、車尾小学校の京久野美枝LD等専員から話を聞きました。 平成17年4月に「発達 …

GIGAスクール構想児童生徒端末、修理代は誰が負担する?

やっぱり出てくることだと思ったわ。 壊れたときは誰が修理代を払うのか? 責任の所在? いかにも学校らしい議論だなあ。 道具は使えば壊れるもの、消耗するもの。 子どもたちが好きに使えばいい。 修理代は行 …

合理的配慮を要請するときに誰にどこにどのように伝えていったらいいの?

いよいよ新学期から「障害者差別解消法」に基づく「合理的配慮」が学校にも義務付けられます。 それに向けての広報活動や研修会など、教育行政の取り組みもはじまっていますが、実際に合理的配慮を要請するときに、 …

千代田区立麹町中学校が挑む教育改革「学校は何のためにあるのか、何のために勉強するのか」

千代田区立麹町中学校が挑む教育改革。 どこの学校にも学校目標があり、めざす子ども像があります。 しかし、多くの学校ではそれとは真逆の指導をしています。 児童生徒に「させる」「従わせる」ことが目的となり …

小学校入学までに!必ず身につけておきたい「5つの力」は不要です

就学前に身につけたい力とは?(NHKすくすく子育てch) 小学校入学前に勉強は必要?身に付けておきたい5つの力 これってなんだかなあ? 「必ず」ってそうでもないと思うけどなあ。 まあ、1年生の担任の先 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク