教育

「学校にNo!」という子どもが増えるのは決して悪いことではない

投稿日:2022年9月12日 更新日:

子どもたちが学校が楽しくない、行きたくないとというのはごくごく当たり前です。
園の保育士や学校の教員という「教育の専門家」と呼ばれる人たちが子どもから自信を奪っている。
まずはそれに気づいている者が何人いるだろうか?
「子どもの気持ちに寄り添い、一緒に悩みや困りごとを考えてくれる先生が増えれば、子どもたちはきっと笑顔と自信をとり戻していくでしょう。」

寄り添うことはできる、一緒に考えることもできる。
しかし、現実を変えられる学校関係者はいない。
子どもは一人ひとりちがうのにみんな同じにしようとする。
そんな学校システムの中にはめようとすることははじめっから不可能です。
にも関わらず園や学校ではみんな同じにさせようとする。同じことを目指して、それだけで子どもを評価し序列化する。

子どもたちが学校を「嫌いにならない」「嫌いにさせない」ために何をしているのか?
学校のシステムを変えようとしている学校関係者は何人いるのか?
システム、その中身を変えない限り学校は何百年も変わらない。
だから、学校に行きたくない子どもはこれからも増え続けて行く。
その反対に自分で課題を見つけて自由に学び始める子どもが増えて行く。
「学校にNo!」という子どもが増えるのは決して悪いことではない。
これからもそんな子がどんどん増えたらいい。
そうしたら当たり前が当たり前になる社会に近づいていくと思う。

園の保育士や学校の教員という「教育の専門家」と呼ばれる人たちが子どもから自信を奪っている。
まずはそれに気づいている者が何人いるだろうか?
子どもは一人ひとりちがうのにみんな同じにしようとする。
そんな学校システムの中にはめようとすることははじめっから不可能です。
にも関わらず園や学校ではみんな同じにさせようとする。同じことを目指して、それだけで子どもを評価し序列化する。
そんなところには別に行かなければいいだけのことだよ。

子どもの気持ちに寄り添い、一緒に悩みや困りごとを考えてくれる先生が増えれば

気になる子は、困っている子
これは鳥居深雪先生の著書に出てくる言葉です。

「夏休み明けから学校に行きたくない!」という日が増えて心配です。
先日、小学校1年生の相談を受けました。
お話を伺うと保育園の時は、行きたくないということがなかったけれど、春から小学校に入り、6月、7月と月が経つごとに「学校に行きたくない」「お腹が痛い」という日が増えてきたようです。
7月末からは夏休みに入ることもあり、お母さんは「2学期になればきっと行けるようになる。」「なってくれる。」と思っていましたが、2学期に入り最初の3日間は行くことができましたが、4日目になると「やっぱり行きたくない」と訴えたそうです。

初対面で本人も緊張していましたが、気持ちをほぐしながら聞いてみると「保育園は楽しかったけど、小学校は楽しくない」
「学校に行っても座っているだけやし!」
お母さんは「読み書きが苦手なところがあるかも知れない?」
と伺っていたので本人に了解をもらって読み書きと視機能のスクリーニング検査を行ってみました。

ひらかなの1語を読むことや書くことには全く問題がありませんが、単語の書きと図形の視写、音読などに少し苦手さがあることが分かりました。
これまで保育園や小学校では「気になる」と言われたことはなかったそうですが、お母さんは「気になって」いたそうです。
保育園や小学校の先生は、保育、教育の専門家としてこれまでたくさんの子どもたちを見てこられています。

「おや?」と少し気になることがあったら、
「頑張ったらできるようになります」
「まだこの年齢ですから、差があるのは当然です」
「お母さんが心配し過ぎでは?」
と終わらずに、
「この子は何か困っていることはないかな?」
「活動に参加できないのはなぜかな?」
「お母さんが心配していることは何故かな?」
学校に行きたくない。勉強が楽しくない。
のはその子その子に理由があるからではないでしょうか?
学校や勉強との関わりが始まったばかりの子どもたちが
「嫌いにならない」「嫌いにさせない」
気になる子は、困っている子
子どもの気持ちに寄り添い、一緒に悩みや困りごとを考えてくれる先生が増えれば、子どもたちはきっと笑顔と自信をとり戻していくでしょう。

鈴木 正樹さんのFacebookより

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

高校の特別支援教育ではどんなことをしているの?

学校教育法は、特別支援教育の実施について特別支援学校や小中学校だけではなく、「高校もその対象になる」と明記しています。しかし、実際には小中学校の通級指導のような「特別の教育課程」を編成する制度が高校に …

読むこと・書くことが苦手な子どものための指導と支援チャート

個別指導を進める前に、学ぶ意欲を損なわないように意識を高める事から開始することが重要です。 子どもの困難からチャートに沿って進むと、環境を調整する、支援の工夫、代替手段や補助など具体的な手立ての提案が …

あなたは「うるせえ、くそばばあ」と言われたらどんな言葉を返しますか?

あなたは「うるせえ、くそばばあ」と言われたらどんな言葉を返しますか? それを翻訳すると、どんな言葉を返したらいいか分かりますよね。 「くそばばあ」って、「すごい母ちゃん!」「すごい母ちゃん先生」ってい …

日本の学校から「いじめ」が絶対なくならない理由とは?

文科省は「道徳の教科化によっていじめをなくす」といっていますが、道徳の「教科書」でいじめをなくすことは絶対に不可能です。 道徳の教科書で「不可能なことを可能にする」という考え方が間違っています。これこ …

不登校の親の会「虹の会」のテーマは「みんなが笑顔になるために」

昨日は、東伯文化センターで行われた不登校・発達障害の親の「虹の会」に参加しました。 この会は中部地区の中学生の保護者の集まりですが、初めて参加される方も増えています。 私自身も、この会に行くことがとて …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料