教育

プログラミング教育は指導マニュアルがなくてもできる

投稿日:

いよいよ4月から学校でプログラミング教育が始まるようですが、準備はどうなんでしょう?
先行実践例では指導案なども公開されていますが、実際に「プログラミングと教科の内容をつなげて考えられる」教員がどれだけいるのかなあ。
こんな指導案を作るだけでものすごく大変です。
そんな形を作らなくても、学校では子どもたちがICT機器と「自由に遊べる時間を確保するだけ」でいいです。
そうすれば、教えなくても子どもたちは楽しみながら自分で学びます。
指導マニュアルがなく学校の裁量に任せると、個々の教員道徳科にしてもそうだけど、教員の力量によって大きな差が出ると思います。これは他の教科でも同じことが言えますが、一定の指導モデルがなければ中途半端になるのではないかと思います。
学校というところは遊びと学びを分けて考えているので「学習成果」にこだわります。
子ども自信が「楽しかった」「やった~できた!」と感じたらそれでOKです。
教科学習とプログラミング教育を関連付けようとして形だけを追いかけるから大変なんです。
まあそれが学校というところだからね。
だから、教員がすることは場の設定だけでいいです。これについては子どもの方が賢いので何も教えなくてもいいです。
それだけで子どもたちは自由に学びます。
ただですら時間がないのに「何とかして教科学習に結びつけよう」と考えて指導案を作る時間は無駄でしかありません。
そういう「面倒なこと」「形に残そうとすること」が優先されて時間がなくなります。
教員は教えない、評価もしない。そうすればすぐにでも実践可能です。
本来の目的とは違った方向に進み、教員の負担だけが増えるようなことはやめてほしいです。
楽しくて簡単にできるものをこちらで子ども向けプログラミング教材を紹介しています。
マニュアルがなく…プログラミング教育、悩む教員

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

みんなとは違うやり方で学ぶのが合っているならそれでOK

学校は、こうして発見した長男の学習意欲を発揮する場となりました。たとえば、学習した内容をプリントにして持っていき、学校の先生に報告して「家族以外の人から知識を得る」「コミュニケーション力を伸ばす」機会 …

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか?

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか? 自殺の処理のために作った会ではないでしょうが!! 「いじめに気づかなかった。」 「普段と変わりなかった。」 本当にそうだったのでしょうか? いつもいつも出 …

広がるブラック部活 これはもはや「教育」とはいえません

もうこれは「指導」とはいえません。 今の学校の部活って、教育の一環の場ではなくなっている。 指導力のない教員が子どもの個人攻撃で追い込む部活。 部活を辞めるのは、続けるよりも怖い。 これは、中高だけで …

学校を変えようとする教員は「厄介者」なのか?

日本の学校は自己主張しないことがよしとされています。自己主張する者、目立つ者は叩かれる風土があります。 だから自己主張する者は「厄介者」として孤立し、黙って言われたことをこなす者が評価されます。 だか …

学校の友だちに期待しなくてもいいし、絶望しなくてもいい

小中学生は「学校はとにかく大事」「学級の友だちとは仲良くしなくてはならない」といった価値観(これをおおくの人たちは「普通」といっている)を植え付けられ、集団生活に耐えることを強いられる。そのため、理不 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク