教育

トラブルはLINE上で起きているのではなく、現実での関係性から発生している

投稿日:

トラブルはネット上で起きているのではなく、現実での関係性から発生しています。
それが表出する場が事態の全体像の見えないSNSであるために、事がエスカレートしてしまうのです。
まさに、SNS上では「魔法にかかった状態」に陥って、通常のコミュニケーションが不能になっていきます。
文字だけのやりとりでは、相手の真意がくみ取れないために、思いとは正反対の受け止め方になるケースも多いです。
「問題はネット上ではなく、現実の中にある」ということを再確認すべきです。
こうなれば、ネット上での解決は不可能なので、対面で人間関係を修復することが必要になってきます。
SNSなどのネットメディアがないころは、直接やりとりするしか方法がなかったのですが、ネットメディアの登場によって人間関係がやっかいになっていることも事実ですから、ネットメディアの利用によって「負」の要素を広げているという自覚も必要です。
ネット上では通常のコミュニケーションが不能になるために、当事者間の人間関係を修復するためには、冷静な第三者の仲介も必要になってきます。
高校生の新学期は「クラスLINE」が問題の中心

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校に行かずに家で学ぶホームエデュケーションとは?

不登校を自己責任としている日本社会ですが、国家、社会の側に「教育機会の均等を保証する」という意味でも個に応じた環境を作っていく義務があります。 学校へ行く権利はありますが、学校へ行く(行かせる)義務は …

鳥取県内の小学校で平成30年度から英語授業の強行実施の問題点

いよいよ鳥取県内の小学校では、課題が山積みのまま英語の授業を強行実施することが決定しています。 はい、これは決定事項です。 「教科化」ということは、「教科書」が作られて担任が「評価基準」をもとに点数、 …

日本の学校から「いじめ」が絶対なくならない理由とは?

文科省は「道徳の教科化によっていじめをなくす」といっていますが、道徳の「教科書」でいじめをなくすことは絶対に不可能です。 道徳の教科書で「不可能なことを可能にする」という考え方が間違っています。これこ …

ほんとに「ただ学校があればいい」「これまで通りで何も変わらない学校」でもいいのか?

コロナは「学校化社会」を問い直すきっかけになるチャンスをくれたと思っていました。多様な学び方が広がるチャンスだと期待していました。 このたびのコロナ休校は学校改革の元年にする大きなチャンス! コロナ休 …

新学習指導要領でめざすことは「主体的・対話的で深い学び」、しかし児童生徒の実態は?

新学習指導要領の3つのキーワードは「資質・能力」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」です。 カリキュラムマネジメントとは、各学校が教育課程(カリキュラム …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料