暮らし

自分が必要とされているということを実感できる社会作りを

投稿日:

この本の中でも秋田・藤里町の取り組みが紹介されています。

ひきこもりを地域の力に ~秋田・藤里町の挑戦~
“普通の大人”が引きこもる日本の救世主?秋田県藤里町のすごい支援策とは
菊池さんに同感です。
「今、どんな地域でも、大都会でも、地方都市でも、若い人でも、そうじゃない人でも、高学歴な人でも、そうでない人も、誰でもが孤立無業とか、ひきこもりになる可能性がある。」
「多くは、働く場所がないために、家にひきこもらざるをえなかった人たち。チャンスを待っていた人たち。チャンスがあれば、よみがえる。」
「感謝されることで、自分が必要な存在であることを実感し、ひきこもっていた人たちが自信を取り戻し始めている。」
「情報提供を粘り強く丁寧にやっていく。ポンと後押しをしたり、いろんなつなぎ役をする、そういう専門的な役割が極めて重要な役割を果たしている。」
「自分が期待されている、必要とされているということを実感できる社会になってほしい。」
「今、社会に余裕がない分だけ、みんなの支え合いによって、新しい知恵を作って、みんなで盛り上げていくということが大事。」
岡山県総社市では、社会福祉協議会を中心として昨年4月に全国初となるひきこもり支援センター「ワンタッチ」を開設しています。
そして、「ひきこもりサポーター」の養成講座を開いています。
鳥取県では、NPO法人鳥取青少年ピアサポート「ののな」を拠点施設として「とっとりひきこもり生活支援センター」があります。
ひきこもりを自己責任としている風潮がありますが、個人の問題ではなく社会の問題として取り組んでいく必要ががあります。
池上正樹さんの記事はこちらで読むことができます。
「引きこもり」するオトナたち

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

リニア新幹線を作る金があったら山陰新幹線を作れ!

リニア新幹線を作る金があったら山陰新幹線を作れ! って、山陰には新幹線は必要ないけど。 山陰に新幹線を通そうという動きが再燃している。 先ほど、松江市や鳥取市など関係自治体トップが集まって超高速鉄道の …

不登校やひきこもり支援について鳥取県行政へのご意見、ご要望をお受けしています

鳥取県では3000万円の予算をつけて「不登校生徒等訪問支援、居場所づくり事業」を行っています。 実は、ある方を通じて不登校やひきこもりの支援に対する県民の声を県政に伝える機会をいただきました。 不登校 …

障害者差別解消法リーフレットが分かりやすい

障害者差別解消法は、障害者のためだけの法律ではありません。 すべての人が暮らしやすい社会を作っていくことがねらいです。 ・どんなことが障害者差別になるのか ・不当な障害者差別の具体例 ・合理的配慮の具 …

藤井聡太二冠が卒業間近の高校中退「将棋に専念したい」

藤井聡太二冠が卒業間近の高校を中退しました。 彼にとっては「卒業認定」などどうでもいいことなのです。 彼にとっての学びは学校にはない。「出席日数をカウントするため」に学校に行くこと、ただ1日5時間6時 …

どうしてひきこもりになったの?こうして僕はひきこもりから抜け出した

当事者の声を聴くことがすべての始まりです。 どうしてひきこもりになったの。 まあ、ようするに、学校と地域社会だね。 ぼくはこの新しい環境で、「自分をゆずってまで彼らに適応するなんて、誰がしてやるもんか …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料