「不登校・ひきこもりを100%解消させて学校へ戻す」という高額のセミナーがあります。
「何とかして学校へ行かせたい!」と思っている親御さんにとって、このような触れ込みは魅力的に思えるのかもしれません。
しかし、不登校の解決は学校へ戻すこと「だけ」ではありません!
そして、「学校へ行くか行かないか」の二者択一でもありません。
すべての人に学ぶ権利があります。
そして、どこで何を学ぶかは自分で選ぶ自由があります。
そのどれを選んでもOKです。
最も大切なことは、子ども本人の意志です。
そして、それを最大限尊重することが重要です。
不登校の「解決の姿」とはどのような状態、何をもって「解決」というのでしょう。
学校に戻るというのもそのひとつですが、それだけが解決ではありません。
「学校には行かない」というのも「学校に行く」というのもどちらも「その子」にとっては正解です。
「学校には行かない」道を選んだ子どもにとっては「不登校」という概念は存在していません。
詳しくは心のエネルギー曲線の回復の姿のひとつの形が「学校へ行く」ことに書いています。
「不登校を100%解消させて学校へ戻す」という高額セミナーを考える
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執筆者:azbooks