暮らし

ドイツのメルケル首相の「コロナウイルス対策についての演説」を教材にして

投稿日:

ドイツのメルケル首相のコロナウイルス対策についての演説を改めて読んでみました。
国民に対するお願いからはじまります。
「市民の皆さんがこの課題を自分の課題として理解すれば、私たちはこれを乗り越えられると固く信じています。」
「私たちがウイルスの速すぎる拡散を阻止する効果的な手段を投入しなければ、あらゆる国の施策が無駄になってしまうでしょう。その手段とは私たち自身です。」
「自分にはあまり関係がないなどと一瞬たりとも考えないことです。不要な人など誰もいません。私たち全員の力が必要なのです。」
「今は、距離だけが思いやりの表現なのです。不必要な接触を避けることで、病院で日々増え続ける感染者の世話をしているすべての方々を助けることになります。こうして命を救うのです。」
「私たちは民主主義社会です。私たちは強制ではなく、知識の共有と協力によって生きています。これは歴史的な課題であり、力を合わせることでしか乗り越えられません。」
「私たちは、思いやりを持って理性的に行動し、それによって命を救うことを示さなければなりません。それは、一人一人例外なく、つまり私たち全員にかかっているのです。」
今の国の方針となるその根拠を説明したうえで、そして、政府として国民に対する力強い、心強く国民を安心させる「責任者としての約束」に続きます。
「私は皆様に約束します。連邦政府は、経済的影響を緩和し、特に雇用を守るために可能なことをすべて行います。」
そして、国民に対する感謝の意で終わります。
私たち一人ひとりが誰一人例外なく「今何のために何をしなければならないのか」そして、「共に生きよう、共に行動しよう」と決意を固められる、「やっぱり人は人との関係性で生かされている」んだと思わずにいられない演説だと思います。
これ、新学期初めの一番目の教材として、みんなで読むといいと思います。
もし私が担任していたらそうします。
コロナウイルス対策についてのメルケル独首相の演説全文

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

自己判断、自己主張、自己決定できない者がいかに多いことか

それにしても自己判断、自己主張、自己決定できない者がいかに多いことか。 つねに指示待ちで自らは考えない、行動しない無責任体質になっています。 さらに、物事を他人事と考え、当事者意識の少ない者がいかに多 …

「防げたはずの事故」 この言葉を何回聞かされたことでしょう

また幼い命が失われました。 悲しくて悲しくてなりません。 「防げたはずの事故」 この言葉を何回聞かされたことでしょう。 なぜ防げたはずの事故が起こってしまうのでしょうか? 私は運転手の不注意だけが事故 …

高校生の「校則」による政治活動の制限は人権侵害する憲法違反

いったい何のための選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたのでしょうか? 「18歳選挙権」とは、「18歳以上になったら投票に行っていいよ」という「投票権」のことなのでしょうか。 それでは、全く意味があり …

災害の避難場所がいつまで経っても「体育館生活」であり続けるのか?

「避難所で我慢を強いられるくらいなら自宅にいた方がいい」 災害で避難所生活を送ることを不安に思って自宅に留まる人が少なくないようです。 もし自分が体育館に避難したら一日ももたないと思う。 自分が体験し …

災害後数ヶ月経っても体育館で避難生活って、被災地を見捨てるという政策!?

自然災害が起きるたび毎度発生する震災関連死という人災。 相変わらず体育館でダンボール越しの暮らしが何ヵ月も続く避難生活。 ってこれ「生活」とはいえない。 避難計画は作ってあっても実際に安心して過ごせる …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料