社会問題

島根県丸山達也知事、聖火リレー中止の意向表明、五輪開催も反対

投稿日:

丸山島根県知事の「聖火リレー中止検討表明」について、ニュースでも報道されていますが、正確なニュアンスを伝えているものが少ない。
だからこそ、このような形で意見表明の内容を知らせることが大切だと思います。
私も丸山知事と同意見です。
現在の状況で「安全、安心」なオリンピックを開催することはできません!
知事としてどう考えているのか。
自分自身はどう考えているか、しっかり意思表明することが重要です。
島根・丸山県知事 聖火リレー中止を検討
これで丸山知事の考えがよくわかります。
あと5ヶ月で現状が変わるとは思えません。
変えるためには「新型コロナ」を5類相当にすることなど、現在の新型コロナに対する見方、考え方、その対策を大幅に変える必要があります。
しかし、残念ながら今の菅政権が5類相当に変更するなどといった大きな政治決断をできるわけがありません。
また、メディアが「コロナ怖い」という煽り報道を転換するとも思えません。
新型コロナを「指定感染症」にしている中でオリンピックを開催することは、とても「安全、安心なオリンピック」とはいえません。
【取材メモ】島根県知事、五輪開催に反対の会見・質疑、書き起こし

東京オリンピックよりも優先すべきことは山ほどある

政府による新型コロナ対策によって、国民の暮らしはどんどん厳しくなっている。
島根県民も鳥取県民も同じ。
それで丸山知事はこのような表明をしたのだと思います。
(問1)昨年12月ごろから国や東京都に対して対応改善を求めてきたが、対応が変わっていない
(問6)複数の協定違反がある
(問13)私が理解を得るべき対象は県民
(答15)島根県の置かれた状況が非常に厳しいから。やる必要がないのに、こういったことはしない。
(答19)これまでも厚労省に行って要請してきたが、なしのつぶて
現在のような状況下で東京オリンピック開催を優先することはどうかと思う。
とても「復興オリンピック」などというものではなく、私も東京オリンピックよりも優先すべきことは山ほどあると思います。
5月に実施予定の聖火リレーを「島根県内では中止して頂きたい」という、島根県の丸山達也知事の突然の表明に、波紋が広がっています。
「丸山知事は政府や東京都の小池知事に対しても臆することなく、正々堂々と正論を主張する。非常にマトモな知事といった印象です。政府や都は『唐突に何を言うのか』みたいな受け止めですが、島根県が厚労省に疫学調査に関する情報提供を要請していたことすら知らない。つまり、放置していたわけです。これでは政府や都に不信感を抱くのも当然です。コロナで厳しい状況に追い込まれているのは全国どこでも同じであり、その中で『東京五輪に協力して』というのであれば、政府や都が主導し、きちんとしたコロナ対策を講じるべきです」
他知事の反応は?島根知事“聖火リレー中止”発言に
“反政府”島根・丸山達也知事の「五輪開催するべきではない」はマトモな正論

自民・竹下氏「島根知事を注意する」

竹下氏はなんと注意するのでしょうね?
「政府、自民党の方針に従え」というとしたら、とんでもない間違いです。
オリンピック開催については賛否あり、いろんな意見を出して議論すべきです。
私は自分の意見を言った丸山知事を支持します。
自民・竹下氏「島根知事を注意する」聖火リレー発言巡り
元鳥取県知事の片山善博氏が19日、TBS系「ひるおび!」で、島根県の丸山達也知事の五輪聖火リレー中止検討発言に、自民党の竹下亘前総務会長が「注意する」などと語ったことに「上司でも何でもないのにあの言い方はおかしい」との思いを語った。
元鳥取県知事の片山氏 島根県知事に注意発言の竹下氏に「上司でもないのに…変」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

いじめの被害者は加害者だけでなく、学校や教育委員会、第三者委員会とも闘っている

いじめを止められないどころか、蔓延させる要因は学校内部にある。 おもな要因はは、この3つ。 ・子どもを地域社会から遮断した閉鎖空間に強制的に閉じこめている。 ・学校からどこへも逃げることができない。 …

コロナで大騒ぎしている「新型コロナ対策」の本当の目的ってなんだろう?

自分の命と大切な人の命を守るため、本当に大切な内容です。 今のような事態になったのは、「コロナ禍」という「コロナが要因」なのではなく、「コロナを要因にした」間違った対策とメディアの煽りが作り出した「コ …

障害者施設の「虐待」を告発した職員が賠償請求された

自治体に通報した職員が逆に損害賠償請求されるなんて! 障害者の就労支援施設で虐待があれば仕事がなくなるのは当然のことでしょう。 これも、氷山の一角だと思います。 このような損害賠償請求が増えれば、通報 …

精神科医の斎藤環さんとひきこもり新聞の木村ナオヒロ編集長の対談動画

10月11日に、ひきこもり支援を専門とされる精神科医の斎藤環さんと、ひきこもり元当事者で、当事者・元当事者による情報発信メディア「ひきこもり新聞」の木村ナオヒロ編集長の対談イベントが動画で配信されてい …

【イラスト解説】ひきこもり→家庭内暴力収める「7つの道筋」 NGは

イラスト付きで解説してあるので再度シェアします。 家庭内暴力を止める方法、斎藤環さんが教える対応策 家庭内暴力の根源にある感情は『悲しみ』。本人も自分を責めている。 1.本人の言葉に最後まで耳を傾ける …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料