給与が増えない中で消費税率が上がれば、景気は確実に失速する
消費税増税を行うと「景気が腰折れするのではないか」という懸念が取り沙汰されていますが、この状況では私はほぼ確実に景気は減速すると考えています。景気後退に対処するために、景気対策を行うとのことですが、財政を健全化させるための消費税上げで、さらに景気対策でお金を使うというのはおかしなことです。
アベノミクスによって景気がよくなってきたと言われていますが、まだその影響が限定的であると言えるのです。
継続的に消費が伸びるようになるためには、やはり給与が増えなければなりません。
GDPの55%強を支えているのは家計の支出です。家計の収入が十分には改善しない中で、消費税率を3%上げることを決定されてしまうと、景気が後退する可能性が高いと私は懸念しているのです。
同時に歳出削減も行わなければ、結局、財政はいつまでたっても改善しないということです。
http://bizacademy.nikkei.co.jp/seminar/marketing/suisui_keizai/article.aspx?id=MMACl6000020092013&waad=yk44vjkl
給料が増えてはじめて景気がよくなったといえる
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執筆者:azbooks