教育

鳥取県教委が作成中の「教員の多忙感解消マニュアル」ってどうなの?

投稿日:

今日の日本海新聞にも「住民、教員OBが学習指導 新年度子どもの貧困対策」「校長会で教職員の多忙感解消について話し合い」という記事が載っていましたが、学校だけで手が回らない現状を変えていかない限り、子どもへの対応はますます大変になっていきます。
このような状況を改善するには、教育現場への人的配置が絶対に必要です。
県の新年度予算でも「子育て環境の充実」を重視された配分がされていますが、新しい組織をつくるためにお金を使うのではなく、無条件で自由に動ける人材の確保に使ってほしいです。
現在県教委が作成中の「多忙感解消マニュアル」の内容も注目していきます。

「学校ではなにも教えてくれない」や「学校がちゃんと対応しない」「教師の質が低下している」「いじめに気付かないとはけしからん」という世間の声を頻繁に耳にするようになりました。
もう、、、学校と教師に求めすぎですよ。
学校と教師はガチで忙しい中、歯を食いしばってるんです。
学校が子育てを全て請負うのは不可能です。子どもを育てるのは社会全体です。学校と教師はその一つでしかありません。
そもそも「学校」で教えることは「教育基本法」で規定されていて、詳細を学習指導要領で規定しています。つまり法律で決めている。「あれをしろ」「これをするな」という理不尽な要求は、厳密にいうと法律に歯向かってるんです。学校や教師にも裁量はありますが、何でもできるわけじゃありません。

休憩時間は6分・・・もうこれ以上、学校と教師に「便利屋」を押付けてはいけない
http://www.huffingtonpost.jp/shoichi-kasuo/teacher-black-work_b_8155890.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

家庭でゲームOKの子どもの方が勉強への集中力が高く、宿題も計画的で自主的

朝日小学生新聞「子どもとゲーム」実態調査リポートによると、小学生の読者その親を対象に家庭で遊ぶゲームについてのアンケート調査を行いました。 その結果、家庭でゲームを楽しむ子どもはゲームを禁止されている …

鳥取県いじめ問題対策連絡協議会議事録を問う

「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」。手記は当時をそう振り返った。 市教委の第三者委員会の調査によれば、小 …

菊池桃子「PTAは重荷」発言の菊池桃子 PTAはなくしてみたら?

任意加入の組織の在り方が形式だけの活動になっていることを根本から見直す必要があります。 やってもやらなくてもいい、どうでもいい会議や誰も望んでいない行事をするための組織では誰もやる気はしません。 そも …

鳥取県の高校での特別支援教育の取組みを具体的に推進していくには

発達障がいのある高校生徒数の現状 文部科学省が平成14年に実施した調査によると、発達障がいのある子どもは全体の6%程度いるといわれています。 しかし、これらは、各学校が把握している数をまとめたものなの …

学校の教員や教育委員会が不登校を解決できない理由とは?

「不登校の解決」とはどのような姿をいうのでしょうか? 文科省や教育委員会の作ったガイドブック、冊子にはこんな言葉か出てきます。 ・不登校の未然防止 ・不登校の予防 ・不登校を克服する ・不登校を乗り越 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料