教育

「教育だっぴ」という鳥取大学の学生が主催したイベントに参加

投稿日:

今日は「教育だっぴ」という鳥取大学の学生が主催したイベントに参加してきました。
ゲストは学校の教員など教育関係者が中心でしたが、今回もいろいろな人たちと交流ができ、多くの刺激を得ることができました。
・トークのテーマ設定がいい
「ちゃんとするとは?」
これもなかなか面白くて深いテーマでした。
私は「自分の好きにすること、ただし、その言動に責任を持つこと。」と意味づけました。
その言葉が使われる背景について、「ちゃんとしなさい」という言葉だけ単独で使われることはなく、その前に何かしらの行為や目的がくっついて使われている。そして、その場やお互いの関係性によってもその意味合いが違ってくることを話し合いました。
この他にも
「学校とはどんなところ?」
「勉強する理由」
「今一番やりたいこと」


・みんなが笑顔で話し合い、時間無制限でも永遠にトークが続いていく
・学生ファシリテータ―が話をスムーズに進むようよく考えている
・慣れないことも多い中で、話し方や場の盛り上げ方の工夫をしている
・何よりも、この場に行きたい人だけが集まっているのでそれだけで楽しい
教員になりたいと考えている学生たちが今興味を持っていること、やりたいことなどいろいろな話を聞きましたが、自分の学生のころを思い起こすと、今の学生たちはしっかりとした自分の考えを持っているんだなあと関心しました。
このだっぴに集っている時点で主体的な行動をしているわけなので、こちらの方がとても勉強になりました。
話し合う中で自分とは違った角度で見た考え方を知ることができるのがいいです。
懐かしい人、ずっと会いたかった人と会えたのも感激でした。
やっぱり人と出会うことって最高です。
写真は、学校、地域、世界とのつながり、それぞれの場で必要だと思うこと、こうなったらいいなと思うことを話し合ったときに出た意見です。
この意見をまとめて行政に提案してもいいくらいの素晴らしい内容が多く出てきました。
いろいろな人たちと意見交換をする中で、自分自身がこれからやっていきたいことが明確にもなりました。
だっぴのメンバーの鳥大生に会ってから毎回参加していますが、今回は時間もたっぷりあり、教育についてのブレストありの中身の充実したイベントでした。
当日を迎えるまでの準備や話し合いを何度もやり、よりよい場作りをしようと意欲的に取り組んできたことが今回の結果となっていたと思います。その体験すべてが彼らの財産、そして今回の出会いは私の財産になります。
人と人とのつながりは、とても価値ある財産です。だっぴのメンバーはそれをめざしてこのような企画を続けています。私もその中に加えてくれたことには本当に嬉しいです。
「きょういく」とは「今日行く」、「今日行くところがある」ということです。私にとってそんな場のひとつがだっぴになりました。
「ここに来たらみんなに会える」
「ここに来たら学びがある」
「ここに来たら何かをやりたくなる」
そんな魅力があります。
このような、企画者、参加者の全員が主体者である「だっぴ的」な集いの形は旧態依然とした保守的な組織作りの考え方を変えることにつながっていくと思います。社会を変える人材を産んでいくと確信しています。
そのベースになっているのが「やりたい!」という意欲です。
もちろんやることが楽しいからやるのですが、「あ~楽しかった」だけでなく、そこから得られるものがある、参加者が「得する」仕掛けがあります。だから企画の段階で得するからやりたくなる。参加者も得するから行きたくなる。
これはこれまでの組織作りにはなかったことです。画期的な取り組みです。
彼らはそれを自分たちで考え企画して実行しています。だからこのような場が実現できました。
さらっといったけど、これってめちゃめちゃスゴいことなんだ。なかなか学校では教えてくれません。だっぴのメンバーひとりひとりがこれから大きな人材になっていくはずです。
組織を作るのは人、どんな組織にするかもそれに関わる人にかかっています。そこに魅力がなければ人は集まりません。
多くの任意加入団体がありますが、そこにはだっぴ的な考え方がありません。だから面白くないのです。発展しないのです。
だっぴには私のめざしている方向とも共通点が多いので、これから自分がやることがさらに明確になったイベントでした。
もっとやってみたいこと、もっと会いたい人が増えました。
これからも「きょういく」と「きょうよう」をたくさん見つけたいです。
どんなことをやっているかは、引き続きFBやブログで発信していきます。
だっぴのみんな、素晴らしい時間をありがとう。
行きたいから行く、会いたいから会う、やりたいからやる。だってそれが楽しいから。それが一番大切だと思う。
未来を創っていく子どもたちにもそれを伝えたいよね。
行動したら、絶対何かが変わる、何かが得られるからそれを楽しんだらいいよ。
また次回も楽しみにしています。
12月17日には30×30だっぴという、自分の生きたいように生きたい人たちの集まりがあります。
また新しい人と出会えるのが今から楽しみです。
うちでも毎日だっぴみたいなことをやっていますので、自分らしく生きたいけど悩んでいる人も大歓迎です。


だっぴ in 鳥取
だっぴ in 鳥取Facebook

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取県教委 不登校の理解と児童生徒支援のためのガイドブック「あしたも、笑顔で」

鳥取県教委作成の不登校の理解と児童生徒支援のためのガイドブック「あしたも、笑顔で」 表現の仕方で気になる箇所もありますが、作成段階から親の会の意見も取り入れていただいています。 また、今年度より鳥取県 …

鳥取県教委の提案している「教員の働き方改革プラン」って改革でもなんでもない

今日は鳥取県教育研究大会に参加しました。 その中で県教委から「学校業務カイゼン活動と教員の働き方改革」についての説明と提案がありました。 はじめに担当者から「この鳥取県版 学校業務カイゼン活プラン、校 …

子どもの自殺を減らすには根本から義務教育を見直す必要がある

「中学生の自殺率増加を報じた記事(中学生の自殺率 過去最悪の水準 2015年すでに77件/BLOGOS)に対し、ホリエモンがTwitterおよびNewsPicksで以下のようにコメントした。 自殺率増 …

合理的配慮ってどんなことを伝えたらいいの?インクルーシブ教育データベース

4月1日に施行された「障害者差別解消法」により、学校には「合理的配慮」が義務付けられています。 「合理的配慮」とは、障害のある人が障害のない人と平等に暮らすために、社会的障壁による困難さを取り除くため …

学校に行かない11歳の小さな哲学者 中島芭旺くんの生き方に学ぶ

11さいの男の子が自分の生き方を選んでいる。 彼を見ていると、学校に行くとか行かないとかどうでもいいと思いませんか? 学び方も生き方も、今この瞬間に誰でも何歳になっても自分で決めることができるのです。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク