暮らし

次郎さんは「次郎という仕事」をしている

投稿日:

今日で4回の放送がありました。
次郎さんは言葉でのコミュニケーションはできませんが、自分の意志をしっかり伝えることもできるしコミュニケーション能力は高い。
近所のおじさんやおばさん、町で出会った人にはみんなに自分の方から挨拶をしています。
算数はできませんが、一人でバスに乗って買い物にも行けるし、お金の計算を電卓を使ってすることもできます。
お母さんは、「障がい者と健常者の間にある、重い扉を開けるのが、次郎と私の仕事だ」といいます。
毎日笑顔で素敵な暮らしをしている母子です。
たかしくんはたかしくん、よしこさんはよしこさんなんです。
だからいいんです。
比較をするからそこに優劣をつける行為が生じる。
優劣で評価するから差別やいじめが発生する。そこに加害者と被害者が産み出される。
障害者と健常者の境界線ってなんですか?
次郎くんは「次郎」という生き方をしている。
あなたは「あなた」という生き方をしている。
ボクは「ボク」という生き方をしている。
ただそれだけなんです。
たかしくんはよしこさんになれないし、よしこさんはたかしくんにならなくたっていいんです。
私と次郎さんとマーマさんと -『次郎は「次郎という仕事」をしている』

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

「マスクをはずして生活しよう」所沢市教育委員会教育長 中島秀行

子どもを守る場である学校で子どもたちが命の危険にさらされている。 この実態は子どもが何人死んでも変わらない。 本当に学校とは恐ろしいところだ! 文科省が言わないとマスクを外せないってことが怖い。 今の …

自分が必要とされているということを実感できる社会作りを

この本の中でも秋田・藤里町の取り組みが紹介されています。 ひきこもりを地域の力に ~秋田・藤里町の挑戦~ “普通の大人”が引きこもる日本の救世主?秋田県藤里町のすごい支援策とは 菊池さんに同感です。 …

何もしなくてボーっと生きていたらダメなのか?

「一斉休校」で時間を持て余す子どもが増えている、子どもが一日中家にいて家庭内バトルも増えているという。 せっかくたっぷりと自由な時間ができたのに、何もすることがないという。 これこそいかにこれまで「学 …

アマゾン「お坊さん便」 なぜ、定額にすると『お布施』の宗教性を損なうのか?

今の仏教会は、仏教本来の役目は果たしていませんから、この「お坊さん便」には全日本仏教会が猛反発するでしょうね。 なぜ、定額にすることによって『お布施』本来の宗教性を損なうのでしょうか? これも、仏教会 …

弱者はなぜ文句を言わなければならないか

必読記事です。 これだけで何時間でも語れます。 ・不平不満を主張すること自体が、不平不満のある状況を解消する手段である ・不平不満を言って終わりにするのではなく、不平不満を解消する手段を見つけ、実行す …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料