教育

いじめを子どもの置かれた環境から捉え直す必要がある

投稿日:

認知件数を調べて報告することが目的ではありません!
いじめ認知件数をきちんと把握することは必要ですが、「いじめ」の判定の仕方が学校によってまちまちでブレているので、調査するたびに数値は変わってきます。
「いじめ」をどれだけ深刻に受け止めているかによっても、「外への報告の仕方」が変わってきます。
重要なのは調査報告ではなく、「いじめ」を生まない学校運営、学校教育の仕組み作り
「いじめ」を早期発見し、早期対策を講じていくことです。
しかも、学校任せではなかなか解決できません。
子どもの教育に関わる全ての機関や人が問題解決にあたっていかなければなりません。
しかしながら、「いじめ」を発見したとしてもそれを見逃し、放置し、事後対応までもまずいという学校の実態があります。
家庭や地域の学校任せ、学校に無関心であることも「いじめ」に気づけなくなっている要因のひとつです。
その結果、本人も周りの子どももどんどん追い詰められていきます。
学校で起きたことは学校が中心となって解決していくのはもちろんですが、学校だけでは限界もありますので、子どもからの「いじめ」のSOSを受け取り、学校からのHELPも受け止めてみんなで解決していくという協力体制を作っていくことが急務です。
【公開】いじめ地域格差30倍、文科省調査に疑問の声が
http://futoko.publishers.fm/article/10191/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

親が子どもを肯定的に評価できないと、子ども自身も自己肯定感が低くなる

「親が子どもを肯定的に評価できないと、子ども自身も自己肯定感が低くなる。 親の自己肯定感が低いと子どもの自己肯定感も低くなる。」 確かにそうだと思います。 ではなぜそうなってしまうのか? 小中高校と学 …

豊田市にある、やりたい人が集まる義務や強制が一切なく、会費すらもない保護者会

やりたい人が集まるという理想的な保護者会をしている学校があります。 愛知県豊田市にある公立の学校です。 義務や強制が一切なく、会費すらもない、保護者と学校と地域の組織。 ・何かやることがでてきたら、校 …

「サピエンス全史」は薄っぺらい教科書なんかより歴史と人間の進化について深く学べます

この本、めちゃくちゃ面白いです。 人類の歴史を知らなくても中学生くらいなら読めると思います。 ホモ・サピエンスがなぜ地球を支配するまでに至ったのか? 上下巻、約500ページを超える分厚い本なのではじめ …

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか?

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか? 自殺の処理のために作った会ではないでしょうが!! 「いじめに気づかなかった。」 「普段と変わりなかった。」 本当にそうだったのでしょうか? いつもいつも出 …

学校システムそのものが不登校を生んでいるという認識が必要

2016年(平成28年)9月14日には文科省が全国の自治体や教育長宛に「不登校は問題行動ではない」という通知を出しています。 1 不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方 (1)支援の視点 不登校 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料