教育

「不登校を許さない社会」が子どもたちを追い詰めた

投稿日:

フリースクールへ通っているのは、学校へ行っていない子どものうちのごく少数。
1つ目は、フリースクールの数が足りない。
2つ目のハードルは経済的な理由。
3つ目は、心理面のハードル。
学校へ行くのはハードルが高い、フリースクールに通うのもハードルが高い。
ホームエデュケーションでやっていくのも不安。
心理面のハードルで、「学校へ行っていない自分自身を否定する」姿が見えてきます。
それは、周りの人たちがいくら「学校へ行かなくても大丈夫。」といっても、本人はなかなかそうは思えないから。
学校へ行くか行かないかで人間性までも決められてしまうと思い込んでいる。
いくら大丈夫と言われても、学校へ行かないことで先がどうなるか不安でいっぱいだからではないでしょうか。
このような「不登校を許さない社会」が子どもたちを追い詰めたんではないか。
では、「不登校を許す」とはどんな社会なのか?
このように毎日辛い思いで過ごしている子どもたちに何ができるのか?
私は不登校容認というか、学校へ行く行かない、どこで何を学ぶかは自分で決めたらいいという考えですが、関心のある人たちで議論したいです。
不登校のほとんどがフリースクールに通わない3つの理由
こちらに、子どもが不登校になったら 親ができる最善の方法について書いています。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取県の小中高校は臨時休業後の5月7日(木)から学校の再開

鳥取県教委が臨時休業後の5月7日(木)からの県立学校の再開を決めました。 3密の回避や感染防止対策を徹底した上で、部活動も再開することのことです。 しかし、学校という場で3密の回避を徹底できるのでしょ …

課題を抱えているのは、不登校になっている生徒ではなく学校の側だ

文部科学省の坪田知広・児童生徒課長が「国の不登校政策」と題して講演し、「課題を抱えているのは、不登校になっている生徒ではなく学校の側だ。学校や教育委員会は一人一人の子どもに向き合わなければならない」と …

学校で身に付けさせなければいけないのはテストの成績ではなく「自律的に学ぶ力」

学校が再開した時に、また元通りの勉強のスタイルに戻ったのでは意味がありません。 学びの在り方をアップデートする機会にしなきゃ意味がありません。 「学校に行かなければ勉強できなくなる、〇〇できない」とい …

学校なんて必要ない 学びの場はどこにでもある

これまでの「やらされている押しつけ教育」では、個の確立は不可能です。 これからは、個人が自分のやりたい学習内容と自分に合った方法を選択する時代です。 子どもはもちろん、大人だって私たち一人ひとりには、 …

鳥取タンポポの会は、「適応指導」という発想から間違っているという考え方です

今日の鳥取タンポポの会も、いろいろな方と意見交換をして大変勉強になりました。 鳥取県内にもフリースクールができていますが、「学校復帰」のみを目的とするのではなく、「一人ひとりに合った生き方をするための …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料