教育

「不登校」の本質の理解を広げていくことが2017年の最大のミッション

投稿日:

あなたは家具や家電、車、家などを購入するとき、どうやって決めていますか?
それらを購入する前にはいろいろなメーカーを見て回ってから決めます。
何度も何度もいろいろな所に行って、実物を確かめてから決めています。
病院に行くときも、あれこれ情報を聞いてから決めています。
しかし、学校を決めるときはそんなことをしていません。
教育委員会から「あなたの子どもはこの学校へ行かせなさい!」という通知が届いて(何の疑問も持たないで)行かせています。
その学校が「子どもに合っているかどうか」も分からないまま行かせています。
「あなたの家の冷蔵庫はこれを買いなさい!」
「あなたの車はこれを買いなさい!」
「あなたの家の大きさはこれで、この工務店で建てなさい!」
「あなたの子どもは○○病院に行かせなさい!」
このように決めていますか?
しかし、学校は「あなたの子どもはこの学校へ行かせなさい!」で終わっています。
教育委員会が行きなさいと決めた「その学校」が子どものニーズに合わないのに、行かせているって変だと思いませんか?
さらに、子どもの数が減っているので、学校を統合しちゃうって、なんの説得力もないと思いませんか?
まずは、その認識を変えることです。
人間に優劣はない。
違いがあるだけ。
違いによって優劣をつけることは間違い。
みんながちがうからいいんです。
みんながちがうから素晴らしいんです。
そのためには、さまざまな選択肢を増やしていき、それを自由に選べるようにしていくことが必要です。
みんなが普通に「メガネ」がかけられるように、正しい理解をもっともっと広げていきます。
思いは届けないと伝わりません。
「運」をつかむのも行動だと思います。
思いを伝えたら理解してくれる人も見つかり、その思いはつながっていきます!
鳥取県にもなかなか親の思いが届かなくて困っている人もあります。
しかし、同じ思いを共有して連携することによって学校も社会も変えられます。
たとえ小さな声であっても、思いを伝えることによって環境も変えられると信じて、これからも活動を続けていきます。
それは、子どもたちのためでもあり、自分のためでもあるからです。
「不登校」の本質の理解と親の会をもっともっと広げていくことが、私の2017年の最大のミッションです。
今後、そんなイベントも倉吉でも企画していきます。
不登校を考える県民の会を鳥取県でもやりますよ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校に通わないとまともな大人になれないって!?大嘘です

「学校に通わないとまともな大人になれない」と思い込んでいる人に読んでほしい! これからの時代、言われたことだけやっていてもダメなんです。 そんなことは大企業のおじいちゃんだってわかってますよね。 サラ …

不登校の児童生徒が自宅学習で指導要録上の「出席扱い」になるための条件とメリット

文科省は平成17年7月6日に「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」とう通知を各都道府県教育委員会教育長宛に出しています。 そしてこのほ …

鳥取県立鳥取養護学校の常勤看護師の配置が難しい理由

昨年、鳥取市の特別支援学校「鳥取県立鳥取養護学校」で児童生徒の医療的ケアを担う看護師6人全員が辞職し、一部の児童生徒が登校できない異常事態が起きました。 鳥取県教委は今年1月、鳥取養護学校には常勤看護 …

「不登校」の言葉自体がネガティブイメージを与えている元

「不登校」という表現を抹殺したい! 「不登校」の言葉自体がネガティブイメージを与えている元となっています。 「不良」「不安定」「不適応」「不認可」など、どれも否定する言葉です。 「不登校」も「学校へ行 …

学校は多忙だというのは子どもや保護者への「言い訳」です

教員の多忙化を改善することは可能 学校は多忙だというのは分かります。 私も現場におりましたので先生方の大変さは分かっています。 しかし、「忙しいから」というのは子どもにとって関係ないことです。保護者に …

スポンサーリンク

スポンサーリンク