教育

宿題がダメなのではなく、宿題の内容と出し方に問題がある

投稿日:

多くの宿題は、他の教員と同じようなレベルに合わせるための自己責任の回避と自己満足のために出しています。
「宿題を出しておけば安心」という意識があるために、出すことが目的で完結している場合がほとんどで、その効果もあまり重視して考えられてはいません。
それが教員の仕事量を増やしている要因の一つでもあります。
というか、宿題を出すことで子どもを勉強嫌いにしているともいえます。
宿題がダメなのではなく、宿題の内容と出し方に問題があるのです。
子どもがやりたいと思うような宿題なら、喜んで取り組みます
宿題を出すデメリットよりも宿題を出さないメリットの方が大きいので、「宿題のない文化」が広まればみんながもっと楽になります。
宿題なんかなくても本人が勉強したいことはいわれなくても自分でやっていきますから、何の問題もないのです。
学校の宿題を禁止にすれば、教員の多忙解消策の一つになります。
当時は阪神が勝った翌日は宿題0にしていましたので、休憩時間は子どもたちと目いっぱい遊んで掃除時間に休憩していました。^^
(そんなこと、できちゃいました!)
優勝したら1週間宿題なしにすると約束していたのですが、なんと本当に2回優勝してしまいました。
このまま教員をやっていたら、今年は宿題が多かったでしょうね。。。
まあ、宿題なんてこの程度のものなんです。
子どもがやりたいと思う宿題(例)
1日目
画数が一の漢字を書いてみよう
答えが1になる計算式は何?
2日目
画数が二の漢字を書いてみよう
答えが2になる計算式は何?
子どもたちはこれだけで、それ以上のことをやっていました。
3日目
・・・
4日目
宿題の内容はまた後日に。
カープファンの先生、明日から1週間宿題なしにしたら、子どもたちはみんなカープファンになりますよ。
学級開きで宣言しても面白いです。
そんな勇気ないと思いますが。。。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校になる要因は学校現場および学校制度にある

先生達へ(不登校についてのお願い) http://ameblo.jp/inclusionclass/entry-12117622349.html 全く同感です。 不登校になる要因は学校現場および学校制 …

「専門家のところに相談に行きたくない」理由はそこに信用も共感も感じられないから

「不登校の解決」とは誰かに何かをしてもらうことでもノウハウや対策が必要なのでもなく、ただただ共感すること。 信用できるのは専門家の話ではなく同じ経験をした人の話。 共感できるのも専門家の話ではなく同じ …

原発避難でいじめ 横浜市教委は専門職員を派遣せず

横浜の問題は特別な事例ではなく、全国の学校の氷山の一角だといえます。 「ああ、やっぱりそうだったか」 と感じている人も少なくないのではないでしょうか。 このように、「いじめはどの子にも起こりうる、どの …

いじめ防止対策推進法条文を読んだことはありますか?

これまでいじめ対策は個々の学校や教員個人の対応に任されていました。 その対応の仕方には、学校間の温度差、格差があります。 親身になってくれる教員や誠実に対応してくれる学校は、いじめ問題に真摯になって取 …

8月25日に虹の会主催で不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」開催

7/29の不登校は不幸じゃない2019in鳥取県プレイベント、今回もいっぱい聴いていっぱい話しました。 話を聴いているだけでなんだか元気になる、そして会場に入ると仲間になれる、そんな会です。 初対面の …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料