元「ひきこもり当事者講師」による在宅プログラミング講座を始めた運営会社が、当事者たちを雇用して、一緒に新たな会社設立を検討している。
佐藤社長と引きこもる人たちとの交流が始まったのは、今年4月の『ひきこもりフューチャーセッション「庵―IORI」』に参加したことがきっかけだった。
「子どもの頃によく遊んだ従弟2人が、15年くらい引きこもり続けていて、ずっと気になっていたんです」
佐藤さんは、「引きこもり」に関する情報をネットで収集。文献などから、引きこもっている人たちは潜在能力が高いことに目を付けた。
ちょうど同社でも、ITエンジニアを募集していた。在宅でもできることから、引きこもる人たちを雇用できれば、社会貢献にもつながると思った。
ひきこもりの中には潜在能力の高い人が多い。
その能力を発揮できる場があれば、自力できます。
プログラミング以外にも、在宅には色々な選択肢があります。
彼らの能力が発揮できる場を自宅にしたら、在宅で自分の好きな時間に仕事をすることができます。
それによって社会とのつながりも作ることができます。
引きこもる人たちを講師に?新手のプログラミング講座とは何か