教育

特別支援学校は、頑張るため、我慢する訓練の場ですか?

投稿日:

働くことで得られる喜びとは何なのか?
学ぶ楽しさは、一人ひとりが違います。
進学も就労もゴールではなくスタートです。
働くことで得られる「報酬」とは、お金だけではありません。
人としての役立ち感、存在感、感謝されること、生きがいも報酬です。
「働いて給料をもらうことは厳しい。だから頑張って働きなさい!」
「働くことは辛いこと。だから我慢することを覚えなさい!」
特別支援学校は、頑張るため、我慢する訓練の場ですか?
大人が「働くことが楽しい」といえない社会に子どもを放り込むための訓練の場ですか?
国語は言葉を覚えるため?
数学は計算ができるようにするため?
それだけではないと、私は思います。
進学には学ぶ楽しさ、就労には働く喜びが必要です。
そして、それぞれの期間が分断されてはなりません。
そのために私たちにできることは何か?
これからも問い続け、学び、自分のできることで行動していきます。
それは他人のためではなく、自分のためでもあるからです。
支援学校で息子が習った「働く」意味。その内容にショックを隠せず
教育機関がすべきことは障害のある生徒を隔離して既存の型にはめる訓練ではない。
学び方を生徒たちに合わせ、その潜在能力を開花させることだ。
真の就労支援とは、その成果を働く場で活かせるよう企業に働きかけること。
そして、どこで何をするかは本人の意志で決めることです。
障害児向け「エリート校」が生まれる根本理由
都が鳴り物入りで進める特別支援教育の正体

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

新型コロナによる学校再開後に学校が本当にすべきことは何か?

学校が突然休校になった今、子どもたちからは「何をしたらいいかわからない」「やることなくてヒマー」という声が聞こえてきます。 せっかく学校が休みになたのに、「自分のすきなことができる」「これまでできなか …

「不登校対策」とは「学校に来ない子」を「学校に来させる」ことではありません!

「不登校の解決」の姿とは、どんな姿、どのようになることだと考えていますか? その解決に向かって、あなたはどんなことをしていますか、または、していったらいいと考えていますか? 今日は県教委主催の「不登校 …

中学高校6年間の英語は何時間勉強しても話せるようにはなりません

6年間英語を勉強したのに話せない? それは当たり前です。 その方法も学習時間もペラペラしゃべるには程遠いです。 「中高の英語の勉強」は英話がペラペラしゃべることを目的としていません。 そもそも目的も勉 …

岐阜市に「不登校児専門公立中」が開校したけれど・・・

岐阜市に「不登校児専門公立中」岐阜市立 草潤(そうじゅん)中学校が開校しました。 しかし、私はこう考えています。 「不登校児専門公立中」と、わざわざ「不登校児専門」とつける必要があるでしょうか? 学校 …

当時の担任らを懲戒処分にしただけでは、問題解決にはならない

当時の担任らを懲戒処分にしただけでは、問題解決にはなりません。 いじめ問題を直視しないどころか、いじめを見てみぬふりをしている、いじめの要因を作りだしている学校制度を放置している者たちが教育の現場に存 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料