教育

倉吉市民の多くは学校統合には「反対」なのに市報では・・・?

投稿日:

「市報くらよし」4月号ですが、これでは、まるで決定事項の報告になっています。
すでに5年後に学校統合が決まっているかのような市報の書き方は改めてもらいたいです。
市報の内容修正をもとめます! 「適正配置とは何か」「倉吉の将来を担う子どもの教育で大切なことは何か」という出発点に戻って、0から議論を進めていく必要があります。
2月6日 に行われた「小・中学校適正配置」 についての倉吉市民シンポジウムでは、学校統合についての意見交換がされましたが、その多くは学校統合には「反対」というものでした。
シンポジストも3人は統合に反対という意見でしたし、一般参加者の中からは反対意見が2名で、賛成意見はまったく出されていません。
市民の意向としては「学校統合はすべきではない」であるにも関わらず、行政が統合ありきで計画を進めていることにストップをかける必要があります。
・今は小規模の学校が主流になっており、学校統合は逆行している。
・少人数での指導が世界で大きな流れになっていて、子どもにとってのメリットが大きい。
・学校がなくなれば、地域がますます廃れていく。
・学校を統合するほうがデメリットが大きいことは、過去の事例が証明しているにも関わらず行政の都合で「統合ありき」で計画を進めていくことはあってはいけない。
・学校教育の目的に立ち返った議論を深めていくことが重要である。
「統合計画」そのものを白紙撤回し、0から愚論していくべきです。
市報に載っている決定事項の報告ではなく、もっと多くの保護者、地域住民の生の声を聞き入れ、さらに幅広い議論が必要です。
これまでの地域に対する説明も不親切で不十分です。
これまでの経緯を見る限り、まったく議論が足りていませんので、今後の会議にも出席して意見をいいたいと思っています。
小・中学校適正配置推進計画 「市報くらよし」平成28年4月号
倉吉市小学校適正配置の推進について「市報くらよし」平成28年10月号

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

教育委員会にも相談して何一つ改善されません

こんな事例、自分も思い当たるという保護者の方もあるのではないでしょうか。 「担任から親子の前で暴言を言われて来ました。 学校は、皆だって頑張っているんだからと比較する言動が数多くありました。 本人は参 …

特別支援教育コーディネーターが機能している学校とそうじゃない学校の差がある

学校では、校内や関係機関との連携を行う特別支援教育コーディネーターが配置され、養護教諭やスクールカウンセラー、管理職、大学教員などの専門家と組織的なネットワークを作っています。 しかし実質機能している …

多様な教育機会確保法案って何? 山下耕平

1月30日に松江であった「多様な教育機会確保法案」についてのフォーラムで講演をされた山下耕平さんが、スライドをアップされています。 ・そもそも不登校とはどういうことなのか ・学校へ行く意味 ・勉強への …

「小1問題」学校や授業が楽しかったら1年生も落ち着いて勉強する

学校の教員は子どものためにと思って教育に当たっていますが、自分の意思よりも組織の方針を優先しなければなりません。 公立学校の場合は文科省の定めた学習指導要領に従って学校運営や授業を進めていかなければな …

米子不登校・ひきこもりの親の会「つながろう会」の9月例会に参加

昨日は米子であった不登校・ひきこもりの親の会「つながろう会」の9月例会に参加してきました。 今日もいっぱい聴いて、いっぱい話して帰りました。 学校以外にもいろいろな選択肢があります。 進路にしてもいろ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料