教育

大人が学校信仰をやめなければ、いじめはなくせません

投稿日:

いじめで子どもが自殺しても教員に訴えが届かない。
そんな学校なんかに、無理して行かせる必要なんかありません!
命の危険にさらされるような学校になんか行かなくたっていい!
大人が学校信仰をやめなければ、いじめはなくせません。
いじめは「犯罪」であり、加害者には「厳罰」を処すべきです。
加害者を生む構造は学校制度にあることを認識し、教育行政は具体的な改革をしていくことで自らの責任を果たすべきです。
「学校制度」そのものがいじめを生んでいるという強い認識が必要で、そこをどう変えていくのか考え、実行していくべきです。
事件後の「謝罪会見」でたったあれだけのことしか言えない教育委員会はプロの教育者ではありません。
まるで、子どものケンカのあとの言い訳を語っているようで、プロとしての資質は微塵も感じられません。教育長自らが、今から何をするのか明確に示すべきです。自分の責任の取り方を具体的に発言すべきです。
すべてうやむやにされ、隠そうという意識を消さない限り、他人事の謝罪に終わります。
それができないなら、即刻辞職すべきです。
そんなあなたが教育長を務める資格はありません!
自治体のいじめ対策会議も認識が甘すぎます。他人事と考えている、会議のための会議に終わっている、「やっているつもりごっこ」になっていることが問題なのです。これまでの会議では本気度がまったく感じられません。
すべての関係者や関係機関に徹底した改革を求め、即刻断行していくこと。
今まではそれが全くできていません。全く機能していないために、このような事件が何度も何度も繰り返されているのです。
こんな社会を作りだしておきながら、なお無関心でいるのが大人です。
子どもの命を守るのは、私たち大人の責任です。
私たちの身近な学校で、子どもたちが苦しい思いをしていることを知っていますか?
あなたの地域の学校で、子どもたちがどんなに辛い思いをして通学していることを知っていますか?
あなたは、それを知って何をしていますか?
自分には関係ないから・・・ですか?
見たとしても知ったとしても、自分にはできることがない・・・ですか?
さらに、学校信仰によって子どもを追い込んでいる一人になってはいませんか?
「助けて!」と叫び続けている子どもたちの声が届いた時に、守ってやれる大人がいない。
学校や相談機関はあっても、そこが子どもたちにとって声が出せない、声が届かない場になっている。
このような無関心、無責任な大人がいるために、子どもたちは追い込まれ自ら命を絶っています。
そんな子どもたちに対してさらに酷いことを言っている著名人もいます。そんな酷い大人たちの作った、学校という閉塞された社会の中で何人も何人も、小さな命が亡くなっています。
子どもを死なせないために、私たちのできることはたくさんあります。
子どもを守ることができないとしても、一言声をかけるだけでもいい。
辛い思いをしながら、我慢しながら学校に通っている児童生徒に、「学校なんか無理して行かなくていいんだよ。」「大丈夫。家でゆっくり過ごしていいんだよ。」「君はなんにも悪くない」「あなたはあなたのまま、そのままでいいんだよ。」と言うことも、私たち大人のできることのひとつです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

東京都の公立高校は内申点が不利にならないよう配慮されている

私立の学校が多い東京や大阪などと私立の学校が少ない地方では異なると思いますが、将来どのような生き方をするかを見つけられる場所が学校以外にあるのであれば、学校にこだわる必要はないのです。 進路についても …

「読むこと」に苦手さを感じる子が「読んでみよう」という気持ちをもてる工夫

子ども個々への理解も大事です。 さらに、こういうふうに「読むこと」に苦手さを感じる子どもが「読んでみよう」という気持ちをもてるようにする、「できなかったことをできるようにする」ための具体的な手立てがで …

米子で発達障害受け止める アスペルガーの高校生家族が講演

昨日、米子であった発達障害アスペルガー症候群家族の講演会 「私、変わらないと駄目ですか?-娘に聞かれた質問の答え」 に行ってきました。 アスペルガー症候群の娘さん、息子さんと両親の4人来られての講演会 …

「コロナ休み」は欠席にならないが、「いじめ」や「教員の指導」が怖くて休む場合は欠席

文部科学省は、保護者から「感染が不安で休ませたい」と相談された場合、合理的な理由があれば「欠席扱いにしない」ことを可能とするとした。 しかし、これも設置者や校長の判断によって異なる。 「いじめ」や「教 …

鳥取県教委が作成中の「教員の多忙感解消マニュアル」ってどうなの?

今日の日本海新聞にも「住民、教員OBが学習指導 新年度子どもの貧困対策」「校長会で教職員の多忙感解消について話し合い」という記事が載っていましたが、学校だけで手が回らない現状を変えていかない限り、子ど …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料