教育

「学校行かなくてもいい」というイベント、それだけじゃダメ!

投稿日:

毎年9月1日の前にあちこちでやっている「学校行かなくてもいい」イベント、まあこれはこれでいいと思うけと、ブームで終わらせちゃダメ!
「学校がイヤなら行かなくてもいい」
「学校から逃げてもいい」
「学校以外の居場所がある」
あの大臣の「誰かが助けてくれる」無責任発言。
そして、いじめや人間関係など学校問題による被害者を守ることも、もちろん大事だ。
でもね。被害者は逃げろ、被害者が強くなれだけでは学校問題は解決しない。
そもそも「登校拒否」や「不登校」はなぜ起こるのか?
その理由は学校に問題があるから、学校が子どものニーズに合ってないからだ。それを子どもが学校に合うように矯正している。
学校が安全な場じゃない、安心して行ける場じゃないから、子どもたちは自分を守るために「学校に行かない!」と主張しているんだよ。学校が楽しくないからだ。
だったら何をすべきか?
「学校に行かなくてもいい」というだけじゃなくて、学校を安全で安心して行ける場にすることじゃないの。
逃げなくても、強くならなくても、イヤイヤ学校に合わせなくても、子どもが今の自分そのままで「学校に行きたい!」「学校って楽しい!」っていう学校を創ることだよ。
みんなで。
そのためには、たくさんの人の理解と協力が要る。
鳥取県の学校教育を私たちが変える!
鳥取県を子どもの学びのイノベーションを起こす発信基地にする!
この鳥取県民のつどいは、そのための1ステップです。
今回は鳥取県教委と協力しながら進めていますが、県民みんなで大きなうねりにしていきます。これまで誰もやらなかったことをやります。
ぜひあなたも参加していただき、学校教育を変えていきましょう。子どもが主人公になる教育をつくっていきましょう。
不登校を解決するまでの課題はたくさんあります。
だから県民のつどいをやります。
昨年の第一回県民のつどいを開催した成果もこの1年間で具体的な形として現れています。
これまで実現できなかったことも実現しています。
県民がひとつの場に集まること自体が成果ともいえます。
この場でお互いが相互理解と共通理解を深め、具体的な共通実践を続けていくことで、鳥取県の教育環境を変えることができます。
ここに集ったみんなで、鳥取県民みんなで「子どもを真ん中に置いて」すべての子どもたちが自分らしく学べる環境をつくっていきましょう。
その実現をめざして、12月1日に「第2回子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどい」を行います。みんなで楽しい学校を創るために。
すべての子どもたちが自分らしく学び、自分らしく生きることができる環境を創るために。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

12月23日に不登校経験者によるによる「不登校を話そう!おはなし会」と「トトロの会」同時開催

12月23日(日)は13時30分から若者3人の主催による「不登校を話そう!おはなし会」、14時から倉吉トトロの会が同じ場所で行われます。 この若者3人は12月1日に県民のつどいでパネリストとして発表し …

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になる

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になります。 何度も言いますが、「発達障害」の「障害」とは、本人にあるのではなく、周りの環境にあります。 だから、環境調整によって特性は素晴らしい能力になります。 …

文科省の「学校復帰だけを目的」としているのが無理があります

教育相談体制の整備・関係機関との連携強化ですか。 教育センターの機能強化って、結局は不登校の子どもを「(無理やり)学校に来させよう」というねらいなんですね。 そもそも「明日も学校に行きたい」と思えない …

福井県は『学力日本一』ではない。『学力テスト日本一』だ

「学力テスト日本一を維持することが教育現場に無言のプレッシャーを与え、本来の公教育のあるべき姿が見失われていないか」 その通りです。 テストで評価して比較し優劣をつけ子どもを序列化することが多くの弊害 …

教員を悩ませる「教科化された道徳」で公平な教え方はこれしかない?

道徳は大人の価値観を押し付けるものではありません。 児童生徒が「自主的」に考え、意見し、互いの意見を「聞き合う」ことそのものが目的です。 その前提として、道徳を扱う大人たちがが「自主的」に考え、意見し …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料