教育

ガッコーものがたりNo.2『学校って、なんだか臭う?』って思わない?

投稿日:

摩訶不思議な「学校現場のホンネの話」を聞きたくないですか?に続く「ガッコーものがたりNo.2」です。
シリーズ化というほどではないのですが、2本目を書いてみました。
ついこの前に夏休みが終わったと思っていたが、9月もあっというままに終わろうとしている。
子どものガッコーの運動会があったところも多かったと思う。
この運動会というのもいろいろやっかいなもので、前の月からやけに体育の時間が多くなる。
音楽会や学習発表会なども同じだが、教科の勉強以外に「ハッピョーカイ」のためのレンシューがやけに増える。日によっては体育や音楽が4時間とか5時間とかの日まである。さらに放課後までレンシューって、どんだけやるの?
日ごろの学習の発表の場でしかないのに、誰のためにするのか分からないが、それはそれは特別な場になっている。
体育や音楽が好きな子にとってはいいことだが、毎日毎日同じことの繰り返しで、一人でも揃ってないとまた繰り返し。運動や音楽が嫌いな子にとっては苦痛でしかない。
まあ、これがガッコーというところなのだ。
最近は、ギョージのセイセンとかで、春に運動会を「やってしまおう」という「やっつけしごと」的な行事のガッコーが増えてきている。
9月のバタバタが過ぎて、落ち着くはじめたかなと思いきや、2学期というのは次々と迫り来るギョージの嵐が台風のように吹きまくる。
特別時間割の連続、そのまた連続で落ち着かない日々を送っている。
これがガッコーという空間である。

今回のテーマは、『学校って、なんだか臭う?』って思わない?

なにが臭うのって、なにが?
ガッコーとういうところは、いろんな臭いがする。
ジブンの子どもの頃のガッコーには、「きゅうしょくしつ」なるそれはそれは素晴らしい場所があって、2時間目を過ぎたあたりから、そこからとってもいい臭いがしてきていた。
もちろん、きょうの給食の準備の臭いである。
「まずくて食べられない」「給食に異物混入」などというニュースが流れているが、ちょうど、長休憩といって、2時間目と3時間目の休憩の終わりにには、給食室の前を通のが子どものころの日課であった。
ときどき、給食のおばちゃんがなんかくれたりする、いい時代だったなあ。ボクは給食が楽しみでガッコーに行っていたようなものだったから、おばちゃんとはとても仲良しだった。
当時は本当に情緒豊かなガッコー空間であった。
このごろのガッコーで臭うものには、いくつかある。
まずは、参観日の日の臭い。
参観日の日の臭い?
そう、参観日の日の臭いにはこれまた特別なんだ。
朝、ガッコーへ着くやいなや、「きょーは、サンカンビだ!」って、すぐ臭う。
玄関から職員室まで、化粧の臭いが昨日までと違うのである。
もちろん、女のセンセーの気合いの入れ方が違うのだ。
そして、参観が始まってからも、その臭いが増してくる。
そう、今度は、お母様達の化粧の気合いの入りかたが加わってくるのである。
かくして、キョーシツは、化粧の臭いでいっぱいになる。
子どもたちは、とくに気づいてはいないのか口には出すことはないが、はっきり言って、「私は化粧の臭いは嫌いだ!」
人工的に作りだした臭いをかぐと頭がいたくなる。
そして、ガッコーには特別な空間が存在する。
特別な「臭い」のする空間である。
それは、ろうかから臭ってくる。
みなさんは、気づかれたことがあるだろうか?
1年生のキョーシツから漂ってくる臭いである。
ショーガッコーは、1年生から6年生までが同居生活をしているが、1年生には1年生特有の臭いがあるのだ。
例えることは難しいが、「こどものニオイ」を中心にして、牛乳の臭い、食べ終わったときの食卓の臭い、裸足で靴をはいてそれを脱いだときの臭い、自分の鼻をなめたときの臭い、粘土の油たぎった臭い、まだ拭きかけの雑巾の臭いなどなど、こんなニオイが混合されている感じである。
これが、2年生の空間になると、すこし弱まってくる。
まさに、1年生に独特の臭いが存在するのは確かなのだ。
これが、こどもも独特の臭いなのだろう。
幼稚園や保育園では、もっとキューレツな臭いの存在があることもつけ加えておくことにする。分かる人は分かると思うのであえて書かないでおくことにする。
このように、臭いによって、人間の成長過程を知ることもできる。
そして、人間の認知・理解の程度も、臭いによって分かるようになる
カモ?
・・・つづく。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

息子の不登校で担任も肩入れしたいじめ

「先生を絶対に許すもんか」 不登校になったのは学校の対応に問題があるのに、親の育て方を理由にされ無理やり登校させられた子どもの声です。 私はある教育関係の会に参加して、不登校の親の会の紹介をしました。 …

知的障害者の学びの場「大学」が広がっています

知的障害者の「大学」全国30カ所に広がっています。 このような学びの場が多くなっていくことは本人の自立はもちろん、社会にとっても貴重な働き手になることは間違いありません。 「障害があるから」といって就 …

9月に行われる鳥取県内の不登校の親の会の定例会のご案内

9月に行われる不登校の親の会の定例会のご案内です。 子どもにとって「学校が始まったプレッシャー」は大人が考えている以上に相当なものがあります。 「学校へ行かなくてもいいよ。家にいてもいいよ。」というの …

みんなとは違うやり方で学ぶのが合っているならそれでOK

学校は、こうして発見した長男の学習意欲を発揮する場となりました。たとえば、学習した内容をプリントにして持っていき、学校の先生に報告して「家族以外の人から知識を得る」「コミュニケーション力を伸ばす」機会 …

鳥取県ではオンライン授業への準備は進んでいるのか?

緊急事態宣言が出されれば大阪市立の小中学校で「原則オンライン授業」の方針。 昨年3月の一斉休校から1年が経った。 この3月で「GIGAスクール構想」による「児童生徒1人1台の端末」が揃った。 今、新学 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料