教育

不登校対策で重要なことは「不登校の本質」の理解と教育予算の増加

投稿日:

不登校調査をすることは意味がないことはないのですが、調査のための調査に終わっては意味がないのです。
文科省も教育委員会も学校も調査やアンケート、その報告だけが目的でやっているのでは何の意味もありません。
時間も費用も無駄でしかありません。
大切なことは「不登校の本質」を理解したうえでの調査です。
さらに、その場しのぎの対処療法的な不登校対策だけでなく、「不登校の本質」を理解したうえでの対応が必要です。
すでに公教育に依存しない「自立した学びの場」が次々作られています。
その場で未来志向のいきいきした子どもたちが育っています。
国や文科省のやるべきることは、「不登校の本質」の理解と教育予算の増加です。
子どもたちの本来もっている力を発揮するには、「教育的指導」は必要ありません。
というか、「教育的指導」は子どもの能力開発のじゃまになります。
「みんなちがってみんないい」ことを実現して、多様な子どものニーズに応える教育環境の改善をしていけば、「不登校」という言葉自体がなくなります。
学校での「いじめ」もなくすことができます。
これまで、調査のための調査に終わっていることと、私たち大人が本気で子どもの教育の改善にとりくんでこなかったことが問題なのです。
「不登校調査 深刻なケース把握で項目新設へ」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160226/k10010422161000.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

京都府総合教育センターの教育コンテンツがおすすめです

京都府総合教育センターの教育コンテンツ、すごくいいです。 これまでの実践研究の事例もたくさん載っていて、これぞ教育の専門性が出ている濃い内容だと思います。 特別支援教育支援のためのコンテンツ ・読み書 …

教育なんかでどうにもならない 教育を疑うことは何より大事です

佐々木賢さんのインタビューを元に討論会をしたら面白いと思う。 「教育を疑うことは何より大事です。」 ・日本には、教育を根本的に疑う人が非常に少ない。 ・みんなが教育に毒されているものだから、教育でなん …

10月17日(水)不登校についての教育行政との意見交換会のご案内

「不登校についての教育行政との意見交換会」のご案内です。 1 会の目的  不登校支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等の支援体制を充実させるために、主催者と参加者で意見交換をする。 2 日時:平成3 …

支援計画は学校と保護者が話し合っていっしょに作るものです

これって多くの学校で行われているのではないでしょうか。 発達障害はその子のすべてではありません。 発達障害はマイナスでもありません。 得意なこと、苦手なことを含めてその子なんです。障害に目を向けるので …

小中学校ですべての児童や生徒らに対し「フェイスシールド」を着用せよ

とうとうこんなことまでやるのか? ただでさえ息苦しい教室なのに、異様だとしか思えない。 それを素直に従っている生徒も教員も恐ろしい。 学校とは「こういうところ」なんだと改めて感じる。 臨時休校が続いて …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料