教育

学習障害による困難さを疑似体験することができます

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子どもが「発達障害」って伝えると、
「そんな風に見えないね」
「気にしすぎなんじゃないの?」
「大丈夫だよ。普通だよ。」
という声が返ってくることがあります。
しかし、これこそが「発達障害」に対する理解のなさ、勉強不足だということです。
学校でも職場でも「目に見えない障害」によって当事者に対して適切な対応ができていないことは多いです。
「障害があるように見えない」からこそ周囲に誤解されて苦労する障害でもあります。
だからこそ、障害について正しい理解と対応をするためには、みんなが勉強していく必要があるのです。
周囲の無理解こそが「障害」になっているのだと思います。
診断名よりも個々の子どもが「何に困っているか」が大事なのであって、診断名を聞いても多分それが分かる人の方が少ないと思います。
見えないものを見るには学習が必要です。
学習を重ねると見えないものが見えるようになります。
さらに、どうやって見るか工夫もするようになります。
だから学習するのです。
その学習への意欲は相手のことを理解しようという気持ちの強さに比例しているような気がします。
だから、学習すると相手への理解も深まるのだと思います。
個々の困り感を理解したうえで、どうしたらいいかが重要ですね。
学習障害による困難さを疑似体験できるサイトをまとめました。
リンクをクリックすると詳しい情報を見ることができます。
●LD疑似体験:学習障害(LD)の中から”読む”ことのへ困難について


読む”ことのへ困難がある子どもが実際に文章がどのように見えているか体験ができます。
さらに、文字や文章が読めたからといって意味がわかるわけではありません。
●「読むことに困難のある人へのDAISYによる情報支援」セミナー
ディスレクシアの子ども、読字障害があると文字や絵図などを見るとどう見えるか、実際の見え方が分かります。
このように、学習障害、読み書き障害がある子は、学校で不思議な気持ち、緊張状態で1時間の授業を1日受けています。
同じ本や絵をみてもこのように見えています。
●ディスレクシアとマルチメディアDAISY

マルチメディアデイジー(DAISY)教科書について

日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
●医学映像教育センター「聞く・話す・算数に困難のある子どもへの理解と支援」DVD
「読むこと・書くことに困難のある子どもへの理解と支援」

文字を識別したり、文字をまとまりとして読むことが難しかったりする例など、子どもの書くプロセス、読みのプロセスと読み・書きの困難をCGや実写などで説明し、その支援法や指導法について紹介してあります。
「算数に困難のある子どもへの理解と支援」

算数につまずきのある子どもの背景と支援・指導についての解説がしてあります。
●「ディスレクシアの見え方の例」
日本障害者リハビリテーション協会『「読める」ってたのしい。』(PDF)
このように、文字がにじむ、文字が歪む、逆さ文字に見える、文字がぼやけるなど、視覚としての捉え方が異なって見えるのです。文字がかすんだり、揺らいだり、鏡文字に見えてしまう人もいます。
「ディスレクシアの例」のように文字がかすんだり、揺らいだり、鏡文字に見えてしまう人もいます。
南雲明彦 僕がボクであるために
●啓発絵本「サトルの話」
井上賞子さんが作った、読み書きの困難さを理解してもらうための絵本動画です。

ナレーターは井上さんです。
個々の子どもがどんなことに困っていて、それにはどんな方法で学習したらいいのかがよく分かります。
この動画は、学校の保護者会や授業などでも使えますね。
魔法の啓発絵本
魔法のプロジェクト
Youtube 教材アイデアの部屋
●自閉症スペクトラム(ASD)児者の聞こえ方を疑似体験

定型発達の方が自閉症者の聞こえ方を疑似体験できるサンプル、そして自閉症の方が定型発達者の聞こえ方を疑似体験できるサンプルです。
詳しくはこちらのサイトを見てください。
もちろん、学習障害のある子がすべてこのように見えたり感じたりしているのではありません。
個々の状態によって見え方や感じ方は異なります。
しかし、だからといって、全く勉強ができないわけではなく、個々のつまずきや困り感に合った、目的に合った道具や教材があれば、意欲的に学習をしていくことができます。
個々の見え方、つまずきに合わせた適切な支援があれば、学習は進めていけます。

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