このようなチェックリストが大ブームですが、あなたはどうですか?
当てはまる項目がありませんか?
「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト
最初にやっていただいたチェックリストは、半分以上あてはまると、【A】の場合はアスペルガー症候群、【B】の場合はADHDの疑いがあると言われます。しかし、これまで発達障害とは関係ないと思っていた人でも、意外と多くあてはまって驚いたかもしれません。
発達障害とは、風邪やインフルエンザのように0か100ではなく、グレーゾーンが大きいもので、誰にでも気分の波があるように、生活環境や人間関係などで症状が強く出る場合もあれば、不自由がないまま過ごせる場合もあります。
『あの人は几帳面でいつも趣味に没頭している』とか『あの人は忘れっぽい人だけど、人当たりはいい』などというように、人には個性があります。発達障害とはその個性の波が強すぎるために、周りに迷惑をかけたり、自分ができないことが浮き彫りとなって生きづらさを感じていたり、うまく世の中が渡れずに困っている状態のことをいいます。
人は誰でもどちらかの特性を持っているもの。アスペルガー症候群、ADHDのチェックリストで数が多く当てはまったからといって、現在までの生活で不自由を感じていなければ全く問題はありません。
社会構造の変化が発達障害を生んでいる。
第一次産業が中心だった頃は発達障害の認識などなかった。
社会の構造が変わってきたために、発達障害の人の強い個性やミスなどが目立つようになり、発達障害という言葉がより注目されるようになってきた。
だから、そもそも「発達障害」などというものはないのです。
発達障害かも?と思ったときのチェックリスト
これも、「ひとつの説」であり、科学的根拠はありません。
「発達障害」医師と患者の対話 #1――岩波明×勝間和代
日本人の10人に1人に発達障害の特性が見られる