暮らし

学校ブロック塀は耐震調査外だったって?事故が起きてからでは遅すぎる

投稿日:

大阪北で起きた地震によって小学校のプールのブロック塀が倒れて小学生が亡くなった。
報道では「ブロック塀の危険性に気づいていた人はいなかった」というが、少数かもしれないがいたと思う。しかし、それを声に出さなかった。出していたとしても届いていなかった。実際に点検修理はされなかったのです。
さらに、この児童はあいさつ当番のためにいつもより早く通学していた。子どもを一人で通学させることが日常化している。
倉吉にもいまだに地震で半壊などした家屋の修理がされないままのところもあります。いろいろな理由や事情があるのですが、そのままの状態であることは事実です。
さらに、禁じられている体育の時間での水泳の飛び込み指導がなぜ行われているのか?にも書いていますが、学校環境についていえば、昨年湯梨浜町の小学校で起きたプール事故。教員の不適切な指導が原因であったという結論が出され、県教委主催の飛び込み指導を受けた教員は飛び込み指導をしてもいいことになった。
しかし、水深の浅いプール環境はそのままです。飛び込み指導をしなければならない理由は児童水泳大会で飛び込みをしなければならないから。小学校指導要領にはない飛び込み指導を水泳大会のためにしなければならないという。
しかも、事故の危険性の高いプール環境はそのままで。
プール指導だけではなく、学校環境や教員の指導について危ない、おかしいと気づいて声をあげている人はいる。しかし、それで環境改善や指導改善が行われないことが大きな問題です。
高槻市長が謝罪会見をしましたが、地震によるものとはいえ、これは防げた事故です。だから悔しくてたまりません。
できない理由、しない言い訳を聞かされるのはもうたくさんです。
学校ブロック塀耐震調査外

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

パクリばかりの地域再生計画に自治体の未来はない

地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」 「パクリの再生計画」に自治体の未来はない。 自治体の地域活性化分野の業務ですが、段どりから事務手続き、企画運営までもコンサルタントと呼ばれる「人」や「会社」に、 …

「県外者と出会ったらコロナにかかる!」の広報が差別を生んでいる

これが県外者排除、県外者差別のもと、陽性者差別を生んでいるもとです。 「県外者と出会ったらコロナにかかる!」 このようなイメージを植え付けられたために、偏見や差別が起きています。 「県外者と接触したら …

スティーブ・ジョブズの生き方に学び、自分の人生をやり切る

スティーブ・ジョブズ、カッコいい! 言行一致とは、彼のことをいっています。 アップルを作ったとかiphoneを発明したからすごいんじゃなく、彼の生き方が素晴らしいんです。 CEOとか社長とかいう「肩書 …

行政発表も報道も情報不足で偏っているために不安ばかり大きくなっている

行政発表も報道も情報不足で偏っている。 そのために不安ばかり大きくなっている。 陽性者は感染者ではない。 陽性者数だけでなく、そのうち無症状は何人なのか、具体的な症状がそれぞれ何人なのか、風邪と風邪の …

「精神障害」のイメージが吹き飛ぶ場所が「べてるの家」

「精神障害」と聞いてどんなイメージを抱きますか? 「発達障害」や「精神障害」は「身体障害」とちがって「見えない障害」なので、間違った先入観や偏見で見られがちです。 今の社会では「正しく知る」ことができ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料