11さいの男の子が自分の生き方を選んでいる。
彼を見ていると、学校に行くとか行かないとかどうでもいいと思いませんか?
学び方も生き方も、今この瞬間に誰でも何歳になっても自分で決めることができるのです。
実は彼、小学生にしてもう学校には行っていないんです。やめたんです。その代わり自ら「自宅学習」を選択しています。
小学校へは通わず自宅学習を選んでいる彼のモットーは「自分で選択して学習」「好きな人から学ぶ」こと。
9歳にして自らの意志で学校に行くことをやめ、そして自宅学習という方法を選択するという、普通じゃないことをしているからです。
「不登校」というと、家に引きこもっているの?と思われがちですが、芭旺くんの場合は、その行動力(学習力)がとんでもなく凄いのです。
11歳の小さな哲学者『中島芭旺』くん。その鋭い考えと表現に著名人もはっとする…
小学3年生のとき、「学校へ行かない」ことを宣言し、自宅で学習したり、読んで「面白い」と思った本の著者の講演会に一人で出かけていったりして学ぶことを選びました。そして現在は、その日によって「学校へ行く/行かない」を自ら選択しています。
「学校へ行くのが当たり前」「学校を卒業したら、会社に勤めるのが当たり前」「会社へ行くのも当たり前」……そう考える私たちが芭旺さんの言葉からあらためて学んだのは、「自分の頭で考え抜く」ことの重要性でした。
「しなければいけない」ではなく「したい」で決めたらいい。自分自身が「いい」と思えることが、いちばんいいこと。
そのためには、自分がやりたいことを優先してやったらいいです。
「学校に行かない」と決めて他のことをするのもそのひとつです。
学校に行かないと決めた、12歳の哲学者が教えてくれること